「釣り人と共に」がモットー。釣り人あるところに「上州屋」あり。

三重県伊勢志摩のトロ丸さんで「トンジギ」やってきました。（トンボとはビンチョウマグロのことです。）
中層を回遊しているトンボを風と潮任せで船を流すドテラという釣り方で狙います。この釣りは斜めにラインが放出され広範囲に探れるというのが最大の特徴なのですが、真下を狙うバーチカルと違い狙い棚が不明確。これをいかに攻略するかがポイントになります。簡単な例だと、水深１００ｍを狙いたいとき、ラインの放出角度が４５度だったとします。さて何メートルラインを出せば１００ｍラインにジグを届けられるでしょうか？答えは１４１ｍです。もちろん角度はどんどん変わるし、ラインの湾曲でも誤差は生じます。おまけに船長からの指示ダナもころころ変わります。当日は５０ｍ、６０ｍ、８０ｍ、９０ｍ、１２０ｍ、１５０ｍが多かった気がします。時には６０ｍと１５０ｍの両方なんてことも！釣果の明暗を分けるのはズバリ！想像力！適応力！体力！ですかね？あとは運、引く力！
実釣開始から３時間半、船中ノーヒットノーバイト。ここで６０ｍと１２０ｍに反応有りと船長のアナウンス！ライン放出角度は４０度ぐらい、ラインは１２０ｍ出ている。即決断！６０ｍ狙いだ！２０ｍ早巻きで回収し、続けてスローを混ぜながらのゆっくりワンピッチ！そこでド～ン！本日初めてのバイト！２回追いアワセを入れやり取り開始。小さかったので３分ぐらいで上がってきました。ホッと一安心！！その後も頑張りましたが、結局船中この小トン一匹で終了となりました。夢は大きく！！次回は種トン＆キハダ釣ります！
今回は５０キロクラスのキハダも混じるということでオーバースペックで挑みましたが、通常はＰＥ３号にリーダー６０ポンドぐらいでＯＫです。ジグは２００ｇ～５００ｇは必要です。状況により９００ｇを使う人もいるようですが・・・

■ロッド：オシアジガーＩＮＦ・Ｍ　Ｂ-610-5 ■リール：オシアジガー２０００ＨＧ ■ライン：ＰＥ４号 ■リーダー：フロロ　８０ポンド ■ルアー：ランス　３００ｇ　イワシ ■フック：ステキ針　幻・管付　４/０