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きょうとうきょうてん 京都右京店

ショップニュース

2021年7月12日その他・お知らせ

スタッフ荻野の釣行記~2馬力ボート編~

船舶免許不要のミニボートで釣りをしてみませんか?

3m未満のボート(艇体長3.33m)で、2馬力以下の出力の船外機であれば、船舶免許が無くても操船する事が可能です。

釣具屋の店員が言うのもなんですが、高価な釣道具を揃えたところで、釣果をあげるにも限界があります。

2馬力ボートならお手頃な釣り道具で、大きなパフォーマンスを上げられる事、食卓に美味しい海の幸を並べる事が可能です。

「ボートがお手頃ちゃうやんけ!」と、突っ込みたくなるかもしれませんが、意外にもミニボートはお手頃です。

ミニボートの釣りとは一体どんなものなのか、その様子をご紹介いたします。

雑誌ウォルトン10号で船外機の修理と処女航海の様子を掲載してます。

ちなみに、壊れた船外機を修理し、新艇ボートの進水式と処女航海の様子の記録は、雑誌『ウォルトン10号』の~釣り場に歴史あり~で紹介しております!

是非買って読んでね

私はやっぱり水冷エンジン派!ネルソン号の動力スズキDF-2

キス釣りとエギングに行って来ました!

この日はキスとアオリイカを狙いに、お客様のA氏と京都府宮津市の栗田漁港へ向かいました。

※この時は緊急事態宣言中のため京都府民だけで京都府の海へ釣行しました。

駐車料金とボート持ち込み料金併せて1500円。

A氏とは現地で待ち合わせて、ボートも2艇にそれぞれ乗り込み釣りをする事に。

到着時は早朝で管理人さんが不在のため、ボート帰着後に料金を支払う段取りで、ボートと釣具を準備し漁港内のスロープから出船しました。

私のボート『アドミラル・ネルソン号』は、船体がジョイクラフト・レッドキャップ、船外機がスズキDF-2水冷エンジン。

船外機は半年ぶりに動かすため、前の休日にしっかり試運転とキャブレタの調整を行っており快調

前の釣行ではアイドリング時のエンストに悩まされ、急に風が強くなる状況の中往生しましたが、今回はストレスも無く動いてくれてます。

座る位置でボートスピードが・・・A氏はボート中心部に座ってます。

ボート初心者にオススメな釣り、キス釣り&エギング

ボート釣り初心者が始めるのに最もオススメなのは、『キス釣り』と『エギング』の2種類。

その理由は、いくつかあるので下記にまとめます。

キス釣り:

湾内の砂地など安全な場所でできる。

仕掛や道具がシンプルで値段も手頃。

魚群探知機は不要。

エギング:

沖に出ず沿岸部で釣りができ、ボートにトラブルがあってもすぐに岸に避難できる。

エサを使わず清潔で事前準備も楽。

魚群探知機は不要。

という具合に、安全・清潔・低予算で釣りができるのが、キス釣りとエギングをお勧めする理由です。

ロッドホルダーには安全フラッグを差し込む事もできます。

この日のタックルはキス釣りとボートエギングという事で、キスから青物まで2馬力ボーター御用達の『マスレンジャー』にPE0.6号、ティップランエギングロッドにPE0.5号の2本を用意。

魚のヒレでボートに穴を空けないよう、フロアーマットとラックを用意

上州屋で売ってるネットにフロートを結束バンドで取り付けたボート用ネット

私たちと同じ頃、栗田漁港を出港したミニボートやカヤックの沢山の釣り人が、思い思いのポイントへと散って行くのを見ながら(みんなどこで何釣るんやろ・・・)、昨年キス釣りで実績のあったポイントへ移動してキス釣りを開始。

しばらくボートを流しながら釣りをしていると、プルプルとキスのアタリがあり、その後キスは適度な入れ食い状態で釣れ続けます。

ミニボーター御用達マスレンジャーがぐんぐん曲がる!楽しい!!

私のポイントでは良型キスが連発!A氏のポイントは小さく数が多かった。

小さいピンギスは少なく、比較的大きな良型のキスが釣れ、30匹ほど釣ったところで料理の大変さが頭をよぎり、キス釣りをやめてアオリイカのポイント探しも兼ねてクルージングに出かける事に・・・

A氏にエギングの旅に出ると伝え、キス釣りにハマっている様子のA氏を置いて、春の良型アオリイカを求めてボートを走らせます。

エギにして5・5寸もあるキスにイカが噛り付くのを見たら・・・

アオリイカのポイント探してエギング開始!

春から初夏のアオリイカは産卵のため、藻が生えている浅い場所に居る事が多く、ボートでも岸から投げて届くよう場所で釣りをします。

ただし、岸から釣りをする場合は崖をよじ登ったり、大きな岩を乗り越えたりと大変ですが、ボートならスイスイ移動できるので、アオリイカのポイントを効率良く狙う事ができます。

ボートを岸に寄せ、風に流されて岩にぶつからない場所で、水汲みバケツアンカーを投入!

水上に浮かぶボートが風に流されるが、バケツが水中でブレーキをかけてゆっくり流す事ができ、壁や岩にぶつかるまでの時間を多く作って釣りに集中する事ができます。

水中の黒っぽいモヤモヤした場所にエギを投げると、エギを回収した時に藻がちぎれて上がって来たので、そのまま5回くらいエギを投げ続けると・・・

エギの重みで曲がっている穂先が、一瞬力が抜けた様に真っ直ぐになり、間髪入れずアワセるとイカの重みが竿全体をグンと曲げます。

浮き上がってきた1㎏のメスのアオリイカをネットに入れようとするが、イカが墨を飛ばしてくるので、プロボクサーのようにヒラリと回避しネットイン!

イカ墨攻撃をうまく回避してネットイン!

記念撮影を・・・と思ったがA氏はキス釣りに夢中で、遥か遠く移動前の場所にボートが見えたので、写真を撮ってもらうためA氏の元まで再びボートを走らせ、死にかけて白くなったイカを持って無事撮影成功。

キス釣りに夢中になっていたA氏は結局70匹を超えるキスを釣っていました(笑)

その後日が高くなり、暑さと空腹に負けて昼前に釣り終了。

目的のキス30匹とアオリイカ1kgが釣れて充分な食材をゲットできました。

A氏の元にボートを走らせ無事撮影成功!

2馬力船外機&ボート釣りに関するご相談は上州屋京都右京店まで!

船外機は水冷か空冷どっちがいい?

ボートはどれが使いやすい?

などの疑問やご相談は、お気軽に当店ボート担当までお尋ねください。

もちろん釣りに関する事もお待ちしております。

ボート担当 スタッフ荻野

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