2023年4月2日アウトドア
残雪期の西穂エリアでテント泊してきました!!その1
3月後半、残雪期の西穂高エリアにスタッフと同行者で行ってきました。
スタート地点はお馴染み、新穂高。
当日の行程は、ロープウェイを利用し西穂高口、そこからハイクアップして西穂山荘でテント泊。
行程が短い&ロープウェイの運行時間があるので、神奈川を早朝に出発し新穂入りしました。
穂高の登山センターに届けを提出し、ロープウェイ乗り場に向かいます。
ロープウェイを乗り継ぎ、登山口のある西穂高口へ。
風もなく絶好の登山日和♪
身支度を整え、AM10:45登山スタート♪
登山道にはご覧のように旗竿があるので迷いはありません。
残雪期とはいえ、全面雪になりますので相応を装備でお出かけ下さい。
スタートから12本爪のアイゼンを付けて歩きました。
照り返しが厳しく目をやられますのでサングラスは必携です。
西穂高口~山荘間は小さなアップダウンがいくつかあります。
山荘手前、最後の300m区間の上りは頑張り所です!!
もっとかかるかな?と思いましたが、AM11:45宿泊地の西穂山荘に到着!!
雪が緩む前だったのでサクサク歩けました♪
受付を済ませ、テントを設営。
幕営料は一人/¥2000也!!
先人が築いたいいところお借りしました♪
お昼は山荘で頂きました。
名物の西穂ラーメンは味噌が定番です♪
お腹を満たしたあとは大事な作業!!
綺麗な雪を確保し水づくり。
バーナーと雪面の間に薄手の板などを挟むことで、安定感が増すと共に燃焼効率が上がります。
これで食事用の水と翌日の飲料水を確保します。(茶こしをお忘れなく)
バーナーはジェットボイル/フラッシュ。
サーモレギュレーター非搭載ですが、冬季でも湯沸かしの速さはさすがです!!
※使用時以外、ガス缶はシュラフなどにくるんでおくことをオススメします。
夕方は丸山まで散歩し夕焼けウォッチ♪
合わせて翌日歩くルートの雪の付き具合をチェックします。
稜線上の雪はやや少なめです。
途中、こんな足跡を発見してトレースハントに夢中になってしまいました(笑)
他におこじょ?テン?のような足跡もありましたよ!!!
そしてそして・・・
足跡の主を発見!!!!
冬毛の雷鳥は初めてだったので大興奮!!!
このつがいは丸山の先の丘を越えた所で見かけました。
丸山前後で目撃情報が多いようですので、是非探してみて下さい♪
さてさて、稜線上で夕焼けをと思っていたのですが雷鳥で満足してしまったのでテントに戻ることにしました。
日が陰ると気温は一気に下がります。
夜ごはんはチゲ鍋inうどん!!
暖かい食事で体内から温めましょう♪
バーナーは冬季に強いSOTO/ストームブレイカーSOD-372
ノズルを替えることで、ガソリンとOD缶どちらの燃料も使うことができます。
細かい火力調整は苦手ですが、冬季でも安定して燃焼してくれます!!
最近のスマホはこんな写真が撮れちゃうんですね(笑)
翌日は日の出前から歩き出す予定なので、早々にシュラフに潜り込みました。
ちなみに、我が家の装備は・・・
テント:ニーモ/タニ2P
シュラフ:モンベル/ダウンハガー650FP#0
マット1:エバニュー/FPマット100
マット2:サーマレスト/Zライトソル
マット3:ニーモ/ゾア20S
これで底冷えは全く感じませんでした。
寝るときは厚手のダウンJKT、薄手のダウンPT、象足で快適快眠!!
途中、暑くて起きたくらいでした。
体感は個人差が激しいので、これなら大丈夫!!はありません。
「寒くて寝られない!」は絶対避けたいので、オーバースペックを推奨します。