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あつぎてん 厚木店

ショップニュース

2021年10月31日アウトドア

下ノ廊下を歩いてきました!!その2

時刻はPM2:40。
ここまでくれば小屋までは1時間ほど。
危険個所もありません。

さて、ダム施設内を通り、宿泊地の阿曽原温泉小屋を目指します!!

熊注意!!
なかなかの頻度で目撃されるようです。
扉は必ず閉めてください。
この先、激登りが待っています。

PM3:30
宿泊地の阿曽原温泉小屋に到着!!
名前の通り、温泉のある山小屋です!!
小屋迫の方は無料、テント泊・通過の場合は¥800で入浴できます♪
幕営料は¥1000です。
温泉の入浴は一時間毎の男女交代制、20時からはフリーになりいつでも入れます。

受付を済ませパパッとテントを設営!!
上に見えるのが山小屋、真ん中に写っているのはお手洗いになります。
年季ははいっていますが、なんと水洗!臭いなし!!
ペーパーはありませんので持参しましょう!!
隣には蛇口付きの水場があります。

さてさて、お風呂に行きたいところですが、タイミング悪く女性の時間。
それまでは喉湿し♪
でっかい銀色のヤツは¥800也!!
売店での購入の他、アルコール用の自販機があります。
しとしとと雨が降っていたため、テント内で体内消毒&荷物の整理。
そうこうしている内にお待ちかねの入浴タイム♪
温泉はテン場から少し下ったところにあります。

タイミングを見計らって~
一番乗り頂きました~♪
野趣あふれすぎなワイルド露天風呂!!
別名、日本一危険な露天風呂です。
奥に写るシートの中で脱衣が出来ますが、湯元となっており蒸気ムンムン!!
着替えなどはパッキングしないとびちゃびちゃになります。
湯舟奥に見えるスノコの上での脱衣が◎です!!
湯温はやや高めです。
夕方以降に入浴する場合はヘッドライト必須ですよ!!

ゆったり温泉に浸かり体はポカポカ♪
再度銀色のヤツを流し込み、早々に就寝となりました。

夜中から明け方にかけて雨が降りましたが、さほど寒さは感じずぐっすり休むことが出来ました♪

にわかに活気が出てきました♪
黒部方面に向かう場合は登り基調で距離も長い為、可能な限りの早出を心がけましょう。

AM6:00
欅平に向けて出発!!

スタートから上りになります。
まだまだテントが多いですね。
谷から上がっている煙の所が温泉になります。

朝日が差し込みいい感じ♪
小屋からの上りが終われば基本平坦なルートです。
いわゆる”水平歩道”というやつですね♪
登山道は相変わらず山肌を縫うように走ります。

見どころポイントの”大太鼓”
人の力ってすごいですね~

谷を越える約150mのトンネル!!
中は真っ暗です!!
持っていないということはないでしょうが、ヘッドライトがないと歩けません。
また、水が大量に染み出て川になっています。
非防水のシューズは確実に濡れます・・・
ローカットも怪しいかも?

対岸に出ました♪
登山道が綺麗に見えていますね♪
ただ・・・
さすがにこれだけ長く続くと飽きます笑(←失礼)
ということで端折って・・・

AM11:00
欅平に到着~笑
長かったーーーーーーー!!
ここまでは観光で来れます。
当日も学生の団体やツアーの方が大勢いらっしゃいました。
下界からくると寒く感じると思うので暖かい服装でお越し下さい。

AM11:25発のトロッコに乗り込み宇奈月温泉へ。
一時間半ほどの乗車になりますので、飲み物やお菓子を持ち込むのもありです♪
私は窓のない普通車に乗車しました。
解放感は抜群ですが、この季節だとなかなか寒いですよ!!
峡谷周辺の紅葉はもう少しといった感じなので、そろそろ見頃になるのではないでしょうか?
途中下車をして名所を巡るのも楽しそうですよ♪

黒部峡谷の列車旅を楽しみ、宇奈月温泉に到着。
事故やケガもなく、無事に下山完了となりました。

先にも少し触れましたが、下ノ廊下は切り立った山肌を縫うように登山道が走ります。
体の横は”壁と谷”が基本となるので、”北上する場合は左”、”南下する場合は右”を意識する必要があります。
北上する場合は下り基調、南下の場合は上り基調になります。
どちらからでも距離は長くエスケープルートがありません。
しっかり歩ききれる体力をもってチャレンジしてください。
計画されている方は是非阿曽原温泉小屋のブログチェックと、吉村昭氏の高熱隧道を読んでからお出かけ下さい。

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