2017年12月20日その他・お知らせ
釣魚料理「坊主’ｓキッチン・リターンズ」 ショウサイフグ編その6
【坊主`ｓキッチンリターンズ】第８回目はじまり～！ちょっと掲載が遅くなってしまいましたが今回は毎年恒例の忘年会釣行で釣ってきたショウサイフグが食材です！食材の調達経緯は「釣り情報」を参照して下さ～い（＾O＾）
【材料】ショウサイフグ：2～3匹分 ピーナツ（出来れば無塩）：１００ｇくらい しょう油：適量 水：適量 細ネギ：少量 カイワレ：少量
まずは「捌く」ですが…口酸っぱく書きますがフグの場合だけは絶対に自分で下処理してはイケマセン！必ず「フグ調理師免許」を所持している人に下処理してもらって下さい！安易に考えると取り返しのつかないことになるので絶対に守って下さいね！お願いしますｍ(＿＿)ｍ
とまぁ、自分でやっちゃうのはＮＧなんですが、フグ釣りを看板に挙げている船宿ではちゃんと免許を持った人が下処理をしてくれるので安心ですよ♪しかも、家に帰ってから捌く事を考えたら自分の手間も少ないし何より生ゴミが少ないのがウレシイです（＾＾）
ピーナツは予め袋の上からスリコギで荒く砕いておきます。大きな粒が無くなればＯＫです。粉砕したピーナツをスリ鉢であたります。油が出てきてしっとりするまでよ～くすって下さい。ペースト状になったピーナツにしょう油を加えます。もともとのピーナツの塩分によって加える量が変わりますから少しづつ味見をしながら調整して下さい。また、ペーストの硬さをマヨネーズくらいにしたいので水分量が足りない場合は水を加えて伸ばしてください。
フグは棒身から三枚おろしにして身を薄く削ぎ切りします。薄皮をまな板に密着させて薄皮だけ残して削ぎ取るようにすれば食感が良くなります（残った薄皮は湯引きにしてポン酢で食べると美味しいですよ♪）。
削ぎ切りにしたフグの身をピーナツペーストと和えます。器にカイワレを飾り和えたフグを盛り付けたら最後に小口切りにした細ネギを散らして完～成～♪
フグを刺身で食べてる時にふと、
「フグって食味がカワハギと似てるけどフグの肝合えってできないよな～（ってかそんなの食べたら死んじゃうし！（≧≦））フグとカワハギを一遍に用意すればいいのかもしれないけど、なかなか一緒に釣れることないし…」
と考えたところから生まれたのがこの「ピーナツ＝ニセ肝和え」。ピーナツペーストのコッテリとしたコクで肝和えの雰囲気を手軽に味わえますよ（＾＾）
比較すると肝よりはピーナツのプリン体は少なめらしいので尿酸値が気になる人にもオススメかと…多量に食べたらダメですけどね（￣▽￣:）
スーパーのナッツ売場でクルミとピーナツで悩んだんですが入手が容易（で、安価！）なピーナツを選択しましたが、ナッツ類なら同様に作ることが出来ると思います。もしペーストのナッツ臭さが気になる人は予め作っておいて一晩冷蔵庫で馴染ませるとマイルドになるので試してみて下さい。皆さんも是非お試しあれ～♪