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きょうとうきょうてん 京都右京店

ショップニュース

2017年12月6日その他・お知らせ

スタッフ荻野のワカサギ釣行記~余呉湖編第一話~

余呉湖のワカサギ釣りが解禁以来絶好調との事で、滋賀県長浜市の余呉湖へワカサギ釣りに行ってきました。

今回は余呉湖のワカサギ釣り情報をお伝えすることと、釣り方のコツや美味しい食べ方まで二話にわたってお伝えいたします。

京都を3時過ぎに出発して、まだ真っ暗な5時すぎに余呉湖のビジターセンター隣の駐車場に到着。

余呉湖の桟橋は川並桟橋と江土桟橋の2ヶ所あり、大きくて収容人数の多い川並桟橋で釣りをすることにしました。

今のところ江土より川並桟橋の方が釣果が良いというのもあるのですが、広くてのんびり釣りが出来る川並桟橋の方が、初心者にも休日の癒しを求めるワカサギ釣り師にもオススメです。

広々とゆったり釣りが出来る川並桟橋がオススメ!

 

 

早目に到着した人達は桟橋の受付の前に荷物を置き、順番に並んでいきますが、荷物を置いておけばトイレなどで離れても順番抜かしをされる事はありません。

5時半頃に桟橋に灯りが燈ると一人ずつチケットを購入し入場開始。

 

 

暗いうちは通路に明かりが燈りますが、作業するのにヘッドライトは必需品です。

奥から(手前からも)2基目の四角い桟橋の内側に釣り座を構えて仕掛をセットします。

開始直後はまだ真っ暗の中で小さい釣り針にエサを付けなければならないので、ヘッドライトを忘れずに持参しましょう。

2基目のマス通路側奥の内側に釣り座を構えました。

※川並桟橋は四角いマス型の桟橋が3つ連なっています。下の画像が1基目から3基目までの桟橋の様子です。

手前の1基目の様子、桟橋入口を向いて。

桟橋2基目の様子、沖向き。

桟橋3基目の様子、2基目から撮影。

釣り座を構える時に重要なのは、余呉湖の独特の桟橋の形状への対策が必要で、電動リールを使用する人は転落防止のため斜めにせり出てる板の先へどうやって釣り糸を垂らすかを事前に考えて対策しておきましょう。

電動タックルは転落防止の木の板が鬼門。万力で固定したり工夫しましょう。

下の画像で桟橋の形状と私の釣り座を参考にして、対策してみて下さい。

ちなみに私はパラオクーラーのハンドルに、プロックスのリール台を掛けるように乗せて固定していますが、これは当日になっても何の対策もしてこなかった私が偶然に編み出した方法です・・・。

パラオクーラーのハンドルにリール台を固定してみました。

購入したばかりのダイワの新リールに愛用のクリークのフリーク2号穂先をつけて、竿1本のみで(竿は2本出せる)のんびり釣りをする事に。

フリーク2号は2種類の素材をつなぎ合わせて作られた穂先(ハイブリッド穂先)で胴調子。

黄色の部分がお辞儀をするような動きと、ヘラウキのトップのように色付けされた先端が、上下および手前にスライドするような動きをし、尚且つ手元にブルブル魚の動きが伝わる胴で曲がる調子が小さなワカサギのアタリを明確に伝えてくれます。

様々なアタリのサインを出してくれる胴調子のハイブリッド穂先。

平均5cmのワカサギを沢山釣るには、穂先の他にも多くの対策が必要で、針も小さい物を、仕掛の糸も細い物を、エサも小さい物を使うようにしてみました。

特に気をつけ、神経を遣うのがエサを針に付ける時で、エサの選択やつけ方が釣果に大きく左右されます。

今回は紅サシだけ用意し他のエサを一切使わず釣りをしてみましたが、ラビットや赤虫も大変有効です。

サシ虫を使用する場合は、とにかく小さく付ける事が大変重要で、いい加減に付けるとアタリは出てもワカサギの口に針が刺さりません。

サシ虫の頭側と尻側も両側に、皮一枚のギリギリの場所に1本ずつ針を通してど真ん中でカットし、さらに小さくカットしていきます。

頭も尻ももったいないので両方使用し、皮一枚を通す様に刺す。

サシ虫全体の4分の1くらいの大きさまで小さくカットし、水を吸って膨らんだらまた小さくカットして形を整えます。

ラビットウォームなら元々のボディーサイズが小さいため、エサを成型する時間を短縮できます。

ワカサギがこのサイズだと赤虫でさえも、ハサミで少し小さくカットしてやるといいかも知れませんね。

エサを付けた状態で針先が鋭く長く突き出ているか確認しましょう。

針がエサで隠れていると、ワカサギがエサ咥えても針が貫通せずにエサでぷにょんと跳ね返されてしまいます。

アタリがあっても釣れないのはこれが理由なのかも知れません。

サシ虫を4分の1くらいの大きさまでカットして食べやすい形に成型する。

ここまで透明になるとエサ交換するか、継続して釣れているなら誘いで喰わせる。

朝5時半から正午ピッタリまでで249匹、午後から15時45分までで131匹追加し合計380匹釣れました。

釣っている間はたまにスランプがあるくらいでほぼ休み無くアタリがあり、うまく連掛けさせる事と、電動タックルの二刀流でさばくと、さらに釣果アップが狙えます。

ただし、ただでさえ休み無くワカサギが釣れ、休みの日に遊びに来ているはずが、寒いワカサギ工場で過酷な労働をしている気分になるくらい沢山釣れるため、ほどほどにのんびり釣るのもいいもんです。

正午ピッタリで249匹釣れました~♪

この日は平日で、電動タックルを使用している人は全体のうちほんの数人。

竿頭の人は一番奥のマスで1000匹で、電動タックルを使用。

2基目のマスでは友人の桐野氏が392匹、私が380匹でいずれも電動タックルを使用しトップ釣果でした。

好釣果を狙うにはやはり電動タックルの手返しの速さが有利になってきます。

ワカサギの道具は他の釣りに比べると意外に安く揃える事もできるので是非当店にてご相談ください。

左が午前の249匹、右が午後の131匹で合計380匹

平均5cmのワカサギですから、もちろん食べるにも少し工夫いないといけません。

天婦羅や唐揚げにすると小さいワカサギはテンカスみたいになってしまうし、かき揚げにすると苦労して釣ったワカサギが一瞬にして胃袋に入ってしまいます。

そこで!

380匹全てピチットシートで熟成中!後日詳細をブログでご紹介します。

最近ワカサギ釣り人の間で人気なのが、ピチットシートを使用したワカサギ料理です。

それは・・・今自宅で作っているので、後日第2話~ワカサギピチットシート料理編~にてご紹介いたします。

>>>つづく

上州屋京都右京店 荻野

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