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きょうとうきょうてん 京都右京店

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2019年11月26日その他・お知らせ

~エギングファン必見!検証ブログシリーズ~

『目立つエギはどれ?エギにいろんな光りを当てて比べてみた』

皆さんアオリイカ釣れてますか~?

自分が普段から釣れると信じて使用しているエギについて、「何でこのエギはよく釣れるのか?」考えてみた事はありますか?

アオリイカは色があまり認識できないのですが、エギのカラー選びは大変重要になってきます。

エギもここ20年で大きな進化を遂げてきましたが、昔のエギと違って最近のエギには、様々な技術が搭載され、通常使用はもちろんながら、特殊効果が付いているエギが多くあります。

例を挙げると、ラトル音、重心移動システム、ウォームジャケット、可変リップ、パタパタ、フッ素コートカンナ、発光ボディー素材などなど、他にも細かい物も含めるときりがありません。

せっかくなのでエギに採用されているテクノロジーを駆使してイカを釣ってみたい!と言う訳で、今回はエギの光について検証してみました。

先にも述べましたが、アオリイカは色をあまりうまく認識する事ができないそうで、白から黒の明るさと、青から緑ぐらいの色調しかわからないが、視力は水中生物の中ではかなり良いみたいです。

そこでエギの明るさの強弱や光の種類が重要になってきます。

文章が長くなるのでバッサリ割愛・・・難しい事は置いといて、さっそく画像を見て下さい。

関西でもすっかり人気となった、釣れると話題のエギ3つに光を当てて見ます。

まずは蛍光灯下の屋内でのエギで、普通に見える状態。

左からケイムラ下地の美白スキャンピ、真ん中が夜光下地のハッスルナイト、右が同じく夜光下地のフレアスカイです。

蛍光灯下では特に目立った特長が見られませんでした。

次に、電気を消して真っ暗にしてみると・・・

美白スキャンピは暗いところでは姿を消し、ハッスルナイトとフレアスカイしか見えません。

しかもフレアスカイは、真っ暗闇ではアジそっくりに見えており、明るい場所で見たイメージと違ってかなりリアルなシルエットに変化します。

次に、紫外線ライトを当ててみると・・・

ちょっと紫外線ライトを上手く当てるのに苦戦したので偏りが出てしまいましたが、美白スキャンピは強く輝き、ハッスルナイトは意外にもピンク布地が鮮明に光り、フレアスカイはほとんど無反応でした。

どのエギも万能ではなく、得意とする状況、天候や時間帯や潮の透明度がある事がよくわかります。

最後に、ゲストエギを1本加えて、太陽光をイメージして強い光りを当ててみると・・・

太陽光の強い状況では、下地の金テープがキラキラと輝いてアジのキラキラとそっくりなのがよくわかります。

さらにおまけ!最後の最後に潮の濁りが強い状況下では3本のエギはどう見えるのでしょうか・・・

美白スキャンピだけ台紙が白ですが、海中が背景と考えると、スキャンピとハッスルは同じくらいだが見えづらく、フレアスカイはほぼ見えなくなってしまいます。

濁りの状況下でエギのアピールは、カラーだけではどうしようもなくなってしまい、釣り人がエギ選びに一工夫加える必要が出てきます。

美白スキャンピはケイムラなので日中なら、濁っていても紫外線に反応して輝いてくれるはずです。

夜間ならハッスルナイトかフレアスカイが有利ですね。

が!実はこのエギは3本ともラトルが入っており、音でアオリイカにアピールする事が可能なので、濁りでもイカに気付いてもらえます。

次の写真は、実際に天候の違いと、2種類のエギを使い分けた画像です。

曇りや、夕まずめにて効いたケイムラ下地の美白スキャンピ。

夜間のハッスルナイト

日中でも釣れるんかい!

実釣はエメラルダスラトル2種類のエギでの比較検証でした。

日中はどんなエギでも釣れましたが、やはり金テープや虹テープが強かったです。

夜間の赤テープも定番ですね。

今度は何かをテーマにアオリーQやエギ王で検証の予定です。

今回は光をテーマにエギの検証をしてみましたが、奥が深いエギの世界にはまだまだ題材が沢山あるので、次回をお楽しみに。

エギング担当 荻野

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