2019年7月26日その他・お知らせ
スタッフ荻野の釣行記~令和元年イカメタル編~
今回はイカメタルを始めてみたい方や、エギングをやった事があるがイカメタルに興味があるといった方に向けてイカメタルの魅力をお届けいたします。
シロイカ、マイカ、アカイカと、京都近隣の県でも呼び方が様々なので、標準和名の『ケンサキイカ』で話をすすめてまいります。
7月18日に越前沖、7月22日に丹後から但馬沖へ、イカメタルにてケンサキイカを釣りに行ってきました。
18日と22日、台風がうまく北にそれ雨の中なんとかイカ釣りをする事ができました。
今回はさらに、イカメタルやリグの基本的な選び方を忠実に実践し検証しました。
越前沖にて、ボトム付近の暗いところでグロー系パターンに突入
【仕掛けやイカメタルの選び方】
~リグを使用する時の基準4パターン(私の場合)~
①潮が速く中層を釣る場合・・・ドロッパーの枝を長くする。
②潮が遅く中層を釣る場合・・・ドロッパーの枝を短くする。
③潮が速くボトムを釣る場合・・・20号を越えるオモリの場合はオモリグで、オモリとエギを使用する。
④潮が遅くボトムを釣る場合・・・15号までのオモリならイカメタルで、ドロッパーの枝を長くしエギを使用する。
※潮の速さは、釣り糸が垂れる角度で判断し、出来るだけ真っ直ぐ下に落ちる様にイカメタルを重くします。
~棚と色選びの基準4パターン(私の場合)~
①太陽が出ていて光が届きそうな水深の場合・・・ケイムラ系を使用。
②太陽が出ていて光が届きそうにない水深の場合・・・グロー系、暗い(濃い)系、ラトル入り等を使用。
③夜間船の光りがよく届きそうな棚の場合・・・赤テープ、地味系(赤緑など)と明るい系(赤白など)を上下別系統で組み合わせて使用。
④夜間船の光があまり届きそうにない棚の場合・・・グロー、ピンクグロー、ブルー夜光、強いグロー、暗い系(黒や茶など濃い色で光らないもの)、ラトル入り等、上下別の明るさや、音を組み合わせて使用。
以上の様に、リグ選び4種類、エギやスッテ選び4種類、自分の中で基準を設けて仕掛けをチェンジしていき、周りの人と同じ棚でやってみて明らかに自分の釣れるペースが遅い場合にも、仕掛けをこまめに交換していきます。
水深10mで赤緑のスッテで爆乗りしても、水深30mで同じ赤緑のスッテで爆乗りしない時があるのは、潮の濁り具合や、船の光りの明るさが違うため、イカからの見え方もまた違ってくるのかも知れませんね。
上記の基準4×4パターンは、私だけの基準ではなく一般的にも言われている事なので是非参考にしてみて下さい。
夜光とラトル音でボトム付近の暗闇を攻略
【検証】アオリイカ用の道具で釣れるのか?
イカメタルでのケンサキイカ釣りでは、ドロッパーやオモリグでエギを使う事が多いのですが、アオリイカ用のエギでも大変よく釣れます。
ハッスルナイトやムラムラチェリーといった、アオリイカで人気のエギも条件がハマればケンサキイカが連発しますが、万能に釣れるという訳ではないので、いろんな光り方パターンのエギを用意しないといけません。
その条件とは、先に紹介したように、リグや明るさといった条件になってきます。
この条件とは、アオリイカのエギングでも共通する事で、さらエギングの場合は日中する事が多く、アオリイカ用のエギには光り方の種類が豊富にあるので、ケンサキイカ釣りでその特徴をうまく使うと強力な武器にもなるので、2.5号や3号のエギを持っているならケンサキイカにも使って見て下さい。
ちなみに今回爆発したパターンは夜間の浅棚15mあたりで、アオリーQ赤テープが絶好調でした。
太陽が出てる明るい時間帯はケイムラ系、潮が速いボトムをオモリグで攻略
アオリーQは限定生産なので入手困難
これだけ明るいと紫外線発光のケイムラが有効
使い慣れたティップランロッドでも充分アタリが取れます。
エギング用のタックルもそのまま流用可能で、私はイカメタル釣行時には、イカメタル用ベイトタックルと、ティップランエギング用スピニングタックルの二つ用意していきます。
イカメタルロッドの穂先は繊細な先調子で細かいアタリも取れますが、柔らかい分誘いで乗った時に手元までイカを感じるタイミングが遅れる事があるため(私の釣り方では)、穂先の硬さや調子を変えたい時、オモリグ使用時など、また普段アオリイカで慣れているのもありティップランロッドをよく使用します。
ちなみにオカッパリエギングでティップランロッドを使用し、テンションフォールでアタリを取る釣り方も(めっちゃ釣れます)流行っているので、ティップランエギングロッドはかなりオススメの一品です。
22日のごんねも丸さんでの釣行時、使用していたイカメタルタックルがリールの不調で使用不能となったのですが、この日のアタリはティップランロッドで聞き合わせるパターンがハマり、船中竿頭となりました♪
よって、必ずしもイカメタルタックルが必要となる訳ではないので、まずはこの釣りにお手持ちのエギングタックルで挑戦してみてください。
愛媛県吉田町、旭醤油醸造場の沖付けのタレは最高です!
【まずは上州屋京都右京店へご来店を!】
当店ではイカメタル用品の充実した品揃えを行っておりますが、当店スタッフや巷で釣れると評判のシークレットアイテムもご用意しております。
予州宇和島、旭醤油醸造場さんのイカ沖漬け専用タレを販売しております。
4種類の味で使い切りに便利な500mLサイズをご用意しております。
昨年は西日本豪雨に被災されたため、このタレは入手困難ではございましたが、今年はばっちり生産していただいております。
四代目の釣り好きご主人がこだわって作られたタレを是非一度味わってみてください。
是非一度、当店へご来店いただき、イカ用品担当までお尋ね下さい。
京都府京丹後市久美浜町ごんねも丸の村岡船長
最後に、22日の釣行では京都府京丹後市久美浜町の『ごんねも丸』さんにお世話になりました。
船長の村岡さんは元々京都のご出身で、若くてとても親切な方なので、丹後・但馬沖への釣行の際はぜひご利用なされてはいかがでしょうか。
スタッフ荻野
#イカメタル #ケンサキイカ #釣り #日本海 #ごんねも丸
京丹後久美浜ごんねも丸URL↓↓↓