2018年9月17日その他・お知らせ
日本海若狭エリアの秋アオリイカエギング
エギングファンの皆さまにエギング情報と、『人気のエギは本当に釣れるのか?』人気のエギ実釣検証をお届けします。
京都から秋の日本海日帰りエギング釣行へは、福井県西部若狭の小浜・高浜エリア、京都府北部丹後の舞鶴・宮津エリアが近くておすすめです。
今年は地震、豪雨、猛暑、台風と、信じられないくらい数多くの災害に見舞われ、各地の釣り場でも被災して釣りが出来ない場所がありますが、日本海のエギングに関しては釣り場の被害も少なく、アオリイカも例年通り釣果が上がって来ております。
※度重なる災害の被害により、一部有料の釣り公園などで営業がされていない場所もあるので事前に調べてから釣りに行きましょう。
長い秋雨が弱まった9月16日にエギングに行ってきました。
今回は友人K氏とゴムボートにて日本海へ出撃。長く雨が降った事で水潮が懸念されるところですが、波や風が少なく安全を重視して小浜湾内で釣りをする事にしました。
ロイヤルマリーン御用達の英国製救命ボート『ネルソン号』に空気を入れるが、軍用だからなのか?どこか軍艦のような色で全く目立たない空色のゴムボート。
イカ釣りのような特殊作戦にピッタリなネルソン号です。
イカパンチのアタリを拾って触腕1本ギリギリでゲット!
雨がポツポツと天気が微妙な朝6時に出船し、イカにもイカが釣れそうなポイントに到着し、2.5号のエギを試しにキャストすると開始から数投目でイカのパンチを確認。
私が日中のエギングでローテーションに組込んでいるエギ王Qライブ虹テープにて、3回目のイカパンチでようやく触腕1本ギリギリでアオリイカをゲット!しました。
アタリが出るタナは水深が4m以下でイカの姿は全く見えず、数メートル沈ませたエギがゆらゆらモザイクがかかったように見えており、水面の海水を手にとって舐めてみると、うす~い塩味のほぼ真水。
イカ墨レーザービームをくらわないように網の中でエギを外す
切り札ハッスルナイト登場
ひと段落したところでふと隣を見ると、友人K氏が昨年検証に協力してくれた、あの『エメラルダスラトルタイプSハッスルナイト』を取り出してキャストすると、5投連続1フォール1シャクリでアオリイカを連発!
「え!夜だけちゃうの?そんなに釣れるんなら騙されたと思って自分も使ってみる・・・」と、ハッスルナイトをボックスから取り出して投げてみると・・・。
1投目1フォール目1シャクリでアオリイカがすでにエギを抱いている(何この破壊力・・・)まるで、有名サッカー選手クリスチアーノロナウドの得点力のようなハッスルナイトの威力に感嘆するも、ハッスルナイト1本でエギングが成立するものではありません。
この後フグの猛攻ポイントや早潮ポイントに移動した時にハッスルナイトが沈黙。
スローシンキングタイプなので、潮の流れに流されてエギが沈んで行かず、沈めても今ひとつイカの反応が良くない状況になったので、ここで今回の本題『検証!人気のエギは本当に釣れるのか?第二弾美白スキャンピ編』を実戦する事に。
話題のエギ美白スキャンピの実釣検証開始!!
クリロナもセンターフォワードでは大きなパフォーマンスを発揮できるが、ゴールキーパーでは活躍できません。
そこで今度は、ファーストシンキング・ケイムラ発光・ラトルサウンドといった特徴を持つ美白スキャンピを使用すると・・・やはり釣れる。
人気のエギ検証結果としては、人気があるのが納得できるほど、ビックリするくらい釣れるが、万能ではないのもこれまた事実。
エギングで使用するルアーはたった1種類のルアー『エギ』しか使用しない釣りではありますが、エギの種類・カラー・光のタイプ・沈む速さ・サウンドの有無は状況に合わせて選ぶ事が大変重要な事だと知らされました。
最後に、上州屋京都右京店は数多くの国の釣り人がご来店されます。
ある日エギング好きの、あるオーストラリア人が私にこう言いました・・・「ヘイ!お前の国ではエギの色が重要なようだな!」
「オレの国では匂いが重要視されているんだ、だからオレはエギに付ける匂いの素を探してたんだ。」
「日本ではあまり種類が無くて残念だよ、エギに匂いを付けて釣った俺のイカを見てくれ!それとお前なかなかいい男だな!」と、英語がさっぱりわからない私にそんな感じの事を言ってアオリイカの写真を見せてくれました。
国によってエギングの考え方は様々なようで、まだまだ研究していく必要があるかもしれません。
エギ担当荻野