2019年1月21日おすすめ商品
ロッドメンテナンスおすすめ商品のご案内です。
こんにちは。スタッフ中村です。
本日は、ロッドのお手入れにおすすめの商品のご案内です。
シーバスやショアジグ、エギング用など2ピース物のロッドで釣りをしていると、釣りの最中にどうしてもロッドの継ぎ目が緩んでしまいます。
たまに緩んでないか確認し、緩んでいれば挿し直して釣りをする訳ですが、チェックを怠って緩んだままキャストを続けていると、#1節がスッポ抜けて飛んでいってしまう可能性があります。
スッポ抜けただけなら糸を巻いて回収すればいいんですが、キャスト時にスッポ抜けた場合、かなりの確率でメス側のコミ部分にヒビが入ります(だいたい致命的なヒビになります)。
逆並継、印籠継の2ピースロッドの場合、穂先側にヒビが入りやすいです。
並継の2ピースロッドの場合、元竿にヒビが入りやすいです。
かなり負荷が掛かる場所になりますので、補修方法としてはヒビが入った節の交換になります。
2ピースロッドの穂先側を新品で交換した場合、だいたいロッド定価の半額くらい(売価でなくて定価ですのでご注意下さい)。
2ピースロッドの元竿を新品で交換した場合、だいたいロッドの店頭売価より高くなります。
元竿交換だと新品を買い直した方が安くなりますが、穂先側でもロッドを新品で買うのとあまり変わらない値段になる事が多いです。高いですよね……
そんなスッポ抜けの原因、コミ部の緩みを抑える商品が
こちら↓
スミス ロッドフェルールワックス
こちらの商品は、釣り竿の継ぎ目に塗る、リップスティック状のワックスとなっております。
継ぎ竿のオス側に縦に5本くらい線を引く感じで塗り、ロッドを継いでオスメス両側に馴染ませて下さい。たくさん塗る必要はありません。全体に薄く伸ばす感じでOKです。
そしてこのワックス、コミの緩みを抑えるのとは逆に固着を防いでくれる効果もあります(かなり優秀)。
また、継ぎ竿以外に振り出し竿にもお使いいただけますので、磯竿、落とし込み竿、渓流竿などにも適しています。
磯竿など節を分解できない竿の場合はコミ部分の少し上にワックスを塗り、コミを少し縮めてワックスが付いた部分を内側に擦り付けるように竿を回しながら塗布して下さい。
ただ、竿が濡れている状態での伸縮はご注意下さいね(特に竿を洗った後)。
竿が濡れている時は、スッと伸ばしただけなのにメチャクチャ出過ぎる事があります。
もし固着してしまって戻らない場合、無理をせず店までお持ち下さい。
修理費用はかかりますが、店頭で直せない場合はメーカーへ送らせていただきます。
ではでは。今回はロッドフェルールワックスのご案内でした~(^ω^)ノシ