「釣り人と共に」がモットー。釣り人あるところに「上州屋」あり。

へら鮒釣りファンの皆様へ

先日釣行した、筑波流源湖さんにて、今秋新発売のへら竿

【朱紋峰　鉾　１６．５尺】を実釣にて使用させて頂く機会がございましたので、

使用感をレポートさせて頂きます。

まずは外観ですが、太陽光下で見ると深みのある紅溜色が主体となっています。添付の写真をご覧頂くとお分かり頂けるかと思います。実際は調光の関係でカタログや店頭、釣り場で異なりますが、太陽光下の色が一番映えると思います。

実際に竿を手にした感触は、『重いな…』というのが正直なところです。しかし、決して悪い意味ではなく、１６．５尺なりの重さがあるという事です。軽い竿は確かにラクですが、竿のトルクであったり、パワー感であったりが不足してしまい、結果、軽いケド…になってしまいがちです。

自重がある分、握り(グリップ)をやや太くして、より握りやすくと設計が工夫されています。

仕掛けの振り込み時のバランスが良く、横風に対しても、竿の自重でキチッと振れて、腰砕けにならない印象を受けました。

注目はなんと言ってもへら鮒が掛かった後の調子バランスの良さ！

ブレ感のないキチッとしたブランクス設計で、竿が安定した曲がりを描きます。へら鮒の動きを簡単にコントロール出来るのが特徴的です。そんなトルクフルな竿にも関わらず、よく曲がります。

『飛天弓　柳』のような大きな曲がりではなく、本調子の基本線が良く出ている、6：4バランスです。なので、しっかり曲がっていても安心感があり、いつでも竿を起こす事が出来てしまう印象です。

チョーチン釣りが似合う竿かと思いますが、ペレ宙や、これから新べら狙いの沖打ちグルテンの釣りでも、気持ち良く振れる竿だと思います。

皆様も是非、店頭にてご覧頂き、ご購入をご検討下さいませ。

只今、ご予約も承っております。

皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。