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とうようちょうてん 東陽町店

ショップニュース

2019年4月29日その他・お知らせ

いまさら聞けない! エリア・トラウトのライン選び その2

みなさんこんにちは!

だいぶ時間が開いてしまいましたが、ラインについて語るブログの2回目。

 

今回のお題はラインの伸び率です。

 

先日、としまえんF.A.さんにおじゃましまして、なるべく同一条件でラインの感度の違いを実感できるように、3台の同サイズのリールにナイロン、フロロ、エステルを仕込んで実釣してきました。

 

やはりエステルの感度はこの中でも差が感じられます。

一方のナイロンとフロロの差は、意外ですがはっきりと実感できなかったくらい近いものでした。

 

これは、今回使用したナイロンラインが低伸度ナイロンと呼ばれるタイプだった事が要因と思われます。

(この低伸度ナイロンも後日のブログネタにしようと思います。)

実際の伸び率は?

YGKよつあみ』さんによりますと(よつあみさんのカタログにはラインの様々なデータや詳しい説明が記載されていますので、フィッシングショー等のイベントで入手されるとよいと思います!)

それぞれ1号のラインの直線伸度です。

ナイロン 27

フロロ  25%

エステル 17%

数字で見てもエステルの感度は納得がいきます。

 

ちなみにPE4%程度ですので、たしかにPEほどのキンキンな感度ではありませんが、あきらかにナイロンとフロロとは違った感触です。

 

ナイロンとフロロの差が2%しかありませんが、実際は伸び方の違いがあり2%以上の使用感があるそうです。

 

初期伸度と言うそうですが、ナイロンが力をかけて行くと伸びて伸びて最終的に切れるのに対し、フロロは最初は伸びが少なく最後に伸びて切れる、簡単にご説明するとこんな感じのようです。

 

ですが近年のルアー用ナイロンは、全体的な伸び率が少ない低伸度ナイロンが主流になってきているので、エリアトラウトのような軽いルアーでラインにかかるテンションが弱い場合は差が出にくいのかと思われます。

これから始める場合に向いているラインは?

エリアトラウトに関しては、まずナイロンでOKです。トラブルの少なさと適度な伸びで不意の大物にも対応できます。そして扱いに慣れてきたら、よく使うルアーや好きな釣り方に合わせてラインを換えてみましょう!きっと新たな発見がありますよ^^

 

次回はサンヨーナイロンさんのご協力で、ナイロンラインの王様『GT-R』シリーズを語ってみる予定です。

 

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