2019年6月22日その他・お知らせ
【超深海釣り】深海メヌケ釣り研修会に参加してきました。
漁業体験の研修に深海釣りの世界では名手の《ディープマスターテル岡本さん》を講師に迎え船頭さんとの交流も兼ねて小本沖へ行って来ました。
今回は深海釣りで釣れる『メヌケ』の中でも希少価値が高い頂点・最上級とも言われる･･･一般的には『紅アコウ』や『オオサガ』東北地方では『コウジンメヌケ』と呼ばれるメヌケを狙っての釣行です。
ここ最近の三陸沖は梅雨前線に影響され強風・波浪など天候不順が続き出船が危ぶまれましたが、この日は波・風ともに無く絶好の釣り日和となりました♪
しかしポイントへ到着してみると先週末の低気圧のせいで海域の水色が悪く、底潮もおかしな感じ。そのせいもあり最初の数投の流しでは食ってくるのは定番の外道『ムネダラ』や『沖ハモ』ばかりで時間だけが過ぎていきます。
通称『沖ハモ』と言われる『イラコアナゴ』。蒲焼が美味しいと評判です♪
深海のタラの一種『ムネダラ』あまり美味しくはありません･･･。
外道ばかりが続き、船頭さんの判断でポイントを少しズラシながら投入を繰り返す事『5投目』にディープマスター岡本さんの竿に外道とは違うアタリ！深海の底から電動で巻き上げ仕掛けが海面に近くに来ると今までの外道とは違うシルエット♪待ちに待った本命の『コウジンメヌケ』！！
岡本さんは次の投入でもサイズアップの4キロ級の立派な『コウジン』を釣り、この日の状況を読み本命を釣り上げる深海釣りのスペシャリストの凄さに皆が感嘆♪
待望の船中１本目！
岡本さんは次の流しでもサイズアップ4キロ級を釣り上げました！
これで一気に諦めかけていた船内の雰囲気が『ヤル気モード』に確変！！
本命の『コウジンメヌケ』を掛けた岡本さんにこの日の仕掛けの誘い方・仕掛けのアドバイスを頂き７投目についに右舷のスタッフ3人に本命らしきアタリが！
本命か外道か不安になりながらも一途の期待感を持ちながら仕掛けを巻きあがると３人とも待望のコウジンメヌケ！！！
そして本日最後となる８投目も本命らしきアタリが！引きも一段と大きなアタリでしたが途中でサメに喰われながらもダブルでコウジンを釣り、良い感じで締めくくりました。
しかしサメに喰われたメヌケは今日イチのサイズだったのが悔やまれます･･･。
嬉しいゲストの『キチジ』『キンキ』も釣れました♪
三陸の市場でもよく見る高級魚『キンキ』
船釣りの中でもコアな部類に入る深海釣りですが、光の届かない暗闇の超深海の底から価値ある1匹を求めてチャレンジしてみませんか？
興味のある方は三陸沖のコウジンメヌケ釣りの道具立て・仕掛け・釣り方などお気軽にご相談下さい。
三陸沖のメヌケ釣りに合わせた『ディープマスター・テル岡本さん』の仕掛けなども教えて頂きましたので気になる方は船担当スタッフまでどうぞ♪