2024年12月22日その他・お知らせ
発眼卵放流に参加してきました!
12/19スタッフ舟山が、山形県米沢市の渓流を管轄する県南漁協さんの、イワナ発眼卵放流のお手伝いをして来ました。
漁協さんの増殖事業をお手伝いする機会を頂き、どのような活動・苦労があるのか体験する事が出来ました。
今年は海・山問わず水温が高い状況が続き、イワナの採卵も例年より遅くなったとの事。その流れで、発眼も遅れ今回の放流も予定より遅れて積雪のある状況で行われました。
地球温暖化・異常気象は、人間が思っている以上に生き物に大きな影響を及ぼしています。
発眼卵の放流場所は、冬でも水が枯れず、春の雪代の影響が大きく無い水量の安定した沢筋へ。
今回行ったのは川底へ直まきのよる放流方法ではなく、網目状のパレットに入れて川底へ設置する方法でした。
受精からの積算水温でふ化の時期が決まるそうです。当日の水温が約5℃とのことで、おそらく2~3月上旬にはふ化するとの事。
そのころに確認とパレットの回収も行われるそうです。出来るだけ多くがふ化し成長してくれることを願うばかりです。
日頃、なかなか目にすることのない渓流魚の増殖事業を見ることができ、自然環境・釣り場環境を守っていくには携わる方の多大な労力によるところが大きいことが分かりました。
楽しく釣りができるのも、このように寒い中での苦労があってこそ!
遊漁券の購入はもちろんの事!マナー・ルールを守り、いつまでも釣りを楽しめる環境が保たれるように釣り人も考えて行かなけばならない時代になっています。
またこのような機会があれば参加したいと思います。
4月渓流解禁が待ち遠しいですね!