2017年2月20日その他・お知らせ
栃木県内・渓流解禁予定表配布中~!&オススメ河川のご案内~!
■栃木県渓流解禁予定表■
お隣、栃木県は3月1日が渓流解禁となります。
只今、当店では栃木県内河川の解禁予定表をレジにてお配りしております。
では、ここでスタッフ吉野が選ぶ栃木県のオススメ河川のご案内。
まずは・・・
■鬼怒川■
関東の激戦区であり、尺ヤマメに最も近い川。川虫が豊富で氏家地区から下流では解禁から尺も狙えるポテンシャルを秘めています。そして盛期には“鬼山女魚”と呼ばれる40cmを超える大ヤマメが狙えるのも鬼怒川の魅力。特に水量の多い佐貫堰上流は7月には超幅広の大ヤマメが出る事で有名です。
さらに上流“おじかきぬ漁協管轄”では、数は少ないものの60cmを超えるモンスターレインボーが狙えます。ワタクシ吉野のホームでもある鬼怒川、今年も楽しみです。
鬼怒川本流・大渡地区(2016年の画像)
40cmを超える大ヤマメ(大谷川合流にて)
おじかきぬ漁協管轄で出た61cmのレインボー!
■大谷川■
鬼怒川の支流では最大規模の河川。私の実家がある旧今市市周辺は放流が豊富で、魚影が濃く盛期に数釣りが楽しめます。下流域は放流は無いものの綺麗な天然ヤマメが多く、細糸の釣りで楽しむことができます。また、夏以降鬼怒川本流から大型の遡上も有り、時に40cmを超える大型が掛かる事もある魅了溢れた河川です。堰堤が多いですが、堰堤と堰堤の間にある瀬は竿抜けになっているのでそのような場所を狙うといいと思います。
大谷川下流域、遡上大ヤマメが出る!
昨年下流域でゲットした36cm!
■那珂川■
鬼怒川同様、栃木を代表する本流。上流域(黒磯地区)は天然ヤマメの魚影が濃く、春先は極細糸の釣りで数釣りが楽しめます。上手い方では一日で50尾以上の釣果も望めます。さらに上流・西岩崎地区は大石ゴロゴロの川相で5月以降ヤマメの数釣りができる区間。
また、黒羽地区~烏山地区までの広い範囲にわたり、5月以降40cmを超える戻りヤマメや、太平洋から遡上する60cmを超えるサクラマスが狙える貴重な河川です。
6月以降は鮎が解禁し、なかなか攻め難くなりますが、鮎師のいない早朝や夕マズメには大物の可能性が高く狙ってみる価値はあります。
新緑の西岩崎地区。数釣りが楽しめる!
烏山地区の大場所、戻りヤマメ、サクラマスのポイント!
一昨年に仕留めた那珂川の戻りヤマメ!38cmでした。
■箒川■
那珂川中流域で右岸側から合流する中規模河川。上流の塩原地区は放流が豊富で春の風物詩となっていますが、塩原ダムより下流(関谷地区)~那珂川の合流までは釣り人も少なく河原も開けており、のびのびと竿が振れます。ここでの狙いは6月以降の戻りヤマメ。例年6月~禁漁までの間に40cmを超える大ヤマメが釣られています。エサも豊富でクロカワ虫が山ほど居るのでヤマメが大型になります。また箒川にもサクラマスが遡上します。狙いは雨後の増水が落ちついた時です。
関谷地区なら当店から約1時間で行けますよ~!
関谷地区のテトラ帯。夏以降の好ポイント!
関谷地区で釣れた40cmの大ヤマメ!8月の釣果です。
■余笹川■
寒井地区で左岸から那珂川に合流する中規模河川。合流付近こそ小砂利底が多い感じがしますが、中流域の寺子地区に行くと大石ゴロゴロの流れになります。春先には綺麗な天然ヤマメも狙え、細糸で楽しめる河川です。エサも豊富。クロカワ虫、ヒラタ・・・とたくさん採れます。この河川は水温が上がるとハヤの猛攻にあいますが、そのような時は段々瀬の棚や、石の頭“通称・ウケ”を狙うとヤマメの良型がヒットします。当店からも車で20分くらいで釣り場に行けるのでオススメです。
春先の寺子地区。レギュラーサイズの数釣りができます。
余笹川で春先に出た天然ヤマメ!
以上、私のオススメ河川をご紹介しました。ここ以外にも素晴らしい河川はたくさんあります。3月1日、待ち遠しいですね~!
ちなみにワタクシ吉野は解禁一発目は鬼怒川本流へ行くと思います!