「釣り人と共に」がモットー。釣り人あるところに「上州屋」あり。

11/27、亀山ダムにてRAIDJAPAN様の協力で行われた実釣研修に行ってきました。

今回の講師はJBTOP50でも活躍中の江口俊介ﾌﾟﾛ。まずは自身が開発に携わった商品のプロモーションをしていただきました。

◎EGU　DAMA

フックやアイのポジション、テーパードラバーなどパーツの全てにこだわりを散りばめたスモラバ職人、江口ﾌﾟﾛの渾身作。

そして一番の特徴の一つでもあるのがその値段です。TYPE-CやTYPE-Kに至ってはワンコインで買えてしまうという思い切った価格設定！開発者本人曰く、本来この値段では出せない価格設定にしたのは多くの方に手にしてルアーの性能を体感して欲しいからとの事。

大手メーカーしか出せない価格設定とルアーメーカーしか出来ない細部のこだわりが両方際立ったスモラバです。

ちなみにトレーラーは基本的にEGUBUGを使用。TYPE-Lとの組み合わせではどのスモラバよりも水平姿勢を保ち続け、スプーキーな天才バス達に口を使わせることが可能だそうです。少し比重を出してアピール度を上げたいときはバトルホッグをトレーラーに使うこともあるとの事。

◎グラディエーターマクシマムGX-59XLS-AS

◎グラディエーターマクシマムGX-59ULS-AS

オールソリッドといえば江口俊介ﾌﾟﾛですよね！今回待望のアイテムが新所属先RAIDJAPANからリリースされました。

前回手がけたシリーズよりもあえて気持ち程度だるさを与えることによって誰でも反発力を自由に扱いやすく、余計な力を入れずに投げやすいフルソリッドロッドに仕上がったそうです。そしてオールソリッドの特徴でもある細身のブランクスからは考えられないようなパワーは顕在。パワーとサスペンション効果でライトラインでもランカーフィッシュと余裕を持ってやり取りが出来ます。

まさに今回研修を行った亀山など、千葉県リザーバーでドンピシャのロッドではないでしょうか？

XLSはどちらかといえばダウンショット向きのスペックでULSはスモラバやジグヘッドワッキー、ノーシンカーリグなど幅広く使用できるモデルとなっております。

水温は１４度台、水質はマッディー。降り続く冷たい雨の影響で水温は低下し水もかなり強めの濁りが入っていました。この状況でプロがどんな釣りをするのか興味があり今回もプロの後ろから見学させていただきました。

まずは折木沢にバウをむけ上流を目指します。井ノ川筋に入り上流域で魚の反応を得るもキャッチに至らず。その後、長崎周辺、カラス宿などカバーを丁寧に撃って行きましたが反応得られず終了。

参加者全体（４０名弱）でもキャッチは数本と毎月行っている例会でも例のない程厳しい日に当たってしまいました…。もちろん、われわれ見学部隊もキャッチはおろか当たりもゼロ。

釣った方はシャローでの釣果。プロの見解では時期的にディープに落ちてもおかしくないタイミングですがこの濁りで落ちきれないバスがまだ多く存在。しかし、この冷え込みで喰い渋っているのではないかとの事でした。

①シュンテキ

リグはペグ止めしないテキサスリグで主に水深２－３ｍに点在するリップラップやオダで使用。使い方はしゃくって落とすの繰り返しでしゃくった時の不規則なアクションとその後のワームフリー状態が魚にスイッチを入れるそうです。ワームはファットウィップの3がお勧めとの事。

リザーバーと言うよりは霞水系で出番の多いメソッドで低水温期に特にお勧めだそうです。

②ファットウィップヘビダン

冬のリザーバーと言えばディープフラットのメタルやライトリグが定番ですが冬でも捕食に入った魚はディープのバンク狙いが良いそうです。ダウンヒルでしゃくりながら落とし込みリアクションでバスを誘うとのこと。ヘビダンもワームフリー状態を作り出しやすく魚に興味を持たせるのに最適。コチラは冬の亀山でも効果があるのではないかとの事でした。

◎EGUDAMA

実釣研修中はパワーフィネス、ベイトフィネスで多くの時間使用しましたがトラブルはどのスモラバより少なく、ロストはもちろんゼロ。すり抜け具合が本当に気持ちよく、立ち木や岩など安心して入れ込むことが出来ました。ハイシーズン中は間違えなく強力な武器になりそうです。

◎ヘッドスライド7ｇ+フルスイング4

最近個人的にスイムジグを色々試しているのですがこの組み合わせが今のところ一番ワームがズレない組み合わせです。アクションは派手目でゆっくりでもかなり良く動く。すり抜けも抜群でマッディーシャローでも非常にマッチしそうなスイムジグでした。

◎グラディエーターマクシマムGX-70H-ST“THE　MAX

5ｇテキサスリグにクロー系ワームフロロ14ｌｂで主にカバー周りで使用。

Hパワーにしては軽量のリグも投げやすくパワーはかなりありそうな感じです。今回は残念ながらバイトは得られませんでしたがティップ部は繊細で低水温期の弱いバイトも魚に違和感を与えづらいように感じました。

個人的にはソリッドティップのベイトロッドの意義をイマイチ理解していませんでしたが使ってみてなんとなく分かってきた様な気がします。もう少し使い込んでみたい竿です。

当店はRAID　JAPAN取扱店です！

何か気になる事がございましたらスタッフ佐藤まで気軽にお尋ね下さいませ。