2021年2月28日その他・お知らせ
冬終盤!!FF中津川攻略!!ビギナーさん応援!!
前回の【釣れるお話】記事に続いて久々の攻略記事もUPしてみようと思います。
昨今の釣りブームによって管理釣り場さんもかなり釣り人が増えております。
しかし、周りを見渡すとやはりビギナーさんは釣果的に少し寂しい感じがしちゃうんですよ。個人的にはビギナーさんでも出来る限り沢山の魚を釣って欲しいですし、色々な経験値を増やして、今後も長く管理釣り場という釣りで楽しんで頂きたい…。
でも、前回の釣れるお話でも書いた通り、「昔ほど簡単に釣れない」ってのがやはり色濃く出ていると感じます。
ビギナーさんの会話を遠巻きに聞いていると「数匹しか釣れなかったね…」なんて言葉を耳にするとな~んかモヤモヤするんですよね。
そんな状況をなんとか打開したいと思っての記事です。
なので中級者さん、上級者さんはこの記事は見ないで大丈夫です(笑
さてさて、まずは基本的情報から行ってみますか…。
とりあえず営業時間、及びレギュレーションを公式HPより貼りつけておきます。
特にレギュレーションは特にしっかり目を通して下さいね。
釣り場のレギュレーションは釣り場毎に違いますので、釣行の際は必ず確認するようにしましょう。
FF中津川さんの場合、特に注意して頂きたいのが、
★フェザー系禁止
★スプーンは2.5gまでの重さ上限
★プラグは5gまでの重さ上限
です。フロントフックは禁止ではないので豆系は使用OKですね。
メタルバイブも2.5gまでの上限となります。
プラグはミノー類だと5gを超えるものも発生するので注意が必要です。
勿論、フックはシングルバーブレス(1本針でかえしのない物)のみ使用できます。
ではでは、本題に行ってみましょう~。
では、本題の釣り方です。
今期は季節外れの藻絨毯に悩まされたビギナーさんも多かったはずです。
しかし、今は藻の撤去作業も行い、完全に藻が除去されておりますよ。
こうなるといつものFF中津川さんとなり、色々な釣りが機能してくれます。
今回はビギナーさんの釣果UPがメインなので、釣り方のお話もサックリ簡潔に行きますよ~。
ずばり!!
お勧めルアーは…
フローティングのクランクベイト!!
です!!
さて、お次はなんでこのルアーがお勧めなのか?を書いてみましょう~。
フローティングクランクベイトがオススメな理由…。
いきなり書きますが正直、フローティングクランクだから釣れるって事ではないんですね(笑)
なのになんでお勧めするのか?って所なんですが、理由は一つ。
レンジを簡単に探れるから。
なんです。
とにもかくにも管理釣り場を攻略するうえで、絶対的に肝心なのがレンジなんです。簡単に言えば魚の居る深さの事なんですが、実際は居る魚より上目線が良かったり、同目線が良かったり、下目線が良かったりするのですが、最初のうちは難しく考えずに魚が釣れるレンジを探してあげるくらいの理解で十分だと思います。
ビギナーさんの内は「アクションが…」「カラーが…」っと色々迷いがちです。でもそこよりまずはレンジが大切なんですね~。そしてこのレンジ感というものは大切な部分であるからこそ、まぁまぁ理解するまでに年月が掛かります。上級者の方はこのレンジ感が身についていて、なおかつその釣れるであろうレンジに色々なルアーを通せる技術があるから釣れるんです。
でもこれをいきなりビギナーさんにやれ!!っていうのも難しいお話ですよね。
そこで重要になってくるのが、冒頭のフローティングクランクなんです!!
エリア用フローティングクランク(以下Fクランク)は潜る深さ(深度)が大体設定されており、この深度別でFクランクを揃えてあげればなんともシステマチックに深度調整が簡単にできちゃいます。
幸い、中津川さんはそこまで深くないので、大体ですが、
★1mより上
★1m
★1.5m
あたりを揃えれば結構良い釣りが出来ると思いますよ。
出来ればこのラインナップに表層系、ボトムノック系を足してあげれば中津川ではまぁまぁ最強布陣だと個人的には考えます。
これにシンキング、スローシンキング等の沈むクランクを入れてしまうとスプーンの釣りと一緒でレンジ調整の技術が必要になってしまうんですね。
今回のお話はどれだけ簡単に沢山釣れるか?が中心です。
事故的な一匹ではなく、「このルアーで釣れるって事はレンジは1mくらいだな…じゃぁ、もう少し潜るクランクに変えて1.5mを探ったらどうだろ?」なんて、感じに探ってもらえればより楽しく、より釣ってやった感が出ると思いますよ。
そしてFクランクを使う事によって深度調整が楽になり、毎投大体同じレンジを引っ張れるのもかなりのメリットです。
これが、管理釣り場で重要な再現性なんですね。
また、Fクランクの場合、ライン選択もそこまで気にしなくて機能してくれます。ここも結構重要で、実は正直に書けば、安定して数が釣れる釣りはボトムの釣りなんです。
でもボトムの釣りはPEラインや、エステルラインを使用して初めて機能する釣りが多く、こうなるとビギナーさん向けじゃなくなってしまいます(^^;
Fクランクであれば一般的なナイロン3lbくらいでも十分に機能してくれますし、適度なクッション性でクランク向けラインになる事も多いんですよ。
ナイロン3lbアタリなら比較的どこの釣り場でもど真ん中ですし、キャスティングの許容範囲も広いです。今回のお話はその辺も含めて色々な観点から書いていたりしますからね。
そして今回は特別編でオススメルアーも紹介しちゃいますよ~!!
いつもなら「オススメルアーは直接店頭でご相談下さい!!」で終わらすのですが、
今回は特別にオススメルアーを深度別、具体的に少しだけご紹介しちゃいます。
しかもカラーもどことなく中津川さんで効くような物を選んでみました。
ぶっちゃけてしまうと、ここまで書いてしまうとお店としての旨味が全然ないのでオススメルアーをご購入の際は是非お近くの上州屋でお願い致します(笑)
では、行ってみましょう~。
★1mより上★[ちびパニクラDR、ミニシケイダーF]
ティモン:ちびパニクラDR
タックルハウス:ミニシケイダーF
この辺りは小粒感もあってかなり釣れ筋ですね。ちびパニDRはDR表記ながら実はそこまで潜らなかったりします。浮力のバランスも絶妙で喰わせサイズでありながら実はアピール要素もありかなりの実力系です。
ミニシケFはミニシケといえばシンキングモデルのミニシケSが定番なんですが、今回はレンジキープ力とアピールの強さでFを選びました。ただ巻きであればF、S共にそこまで大きくずれないので、アピールのF、喰わせのSで使い分けてあげると良いですよ。
★1m★[トレモF、ちびパニクラDRSS]
ムカイ:トレモF
ティモン:ちびパニクラDR-SS
1m系は中津川さんでは一番使用頻度が高くなると思いますよ。
トレモFも愛用者が多いクランクです。引き抵抗感も適度にあり、飛距離も〇。
投げて巻くだけで綺麗に1mくらいを泳いでくれる秀才君です。
で、FクランクといいながらオススメするちびパニクラDRSS(笑)
SSなのでスローシンキングモデルなのですが、これがまた浮力とのバランスでいい感じに1mラインを引けるんですよ(^^)しいて言えばSS系ですが、深い所を引くのは少々技術が必要となりますので投げてゆっくり巻いて1mで使ってあげてください。
★1.5m★[アンフェア35F、パニクラMR]
ラッキークラフト:アンフェア35F
ティモン:パニクラMR
説明不要の釣れ釣れ定番クランク、アンフェア35F、通称つぶあんです。
投げてゆっくり引っ張るだけで美味しいレンジを通せますよ。かなりゆっくり目で引っ張るのがコツかも…。
パニクラMRは比較的アピール力も高く魚を呼べるクランクです。
多少のレンジずれでも魚に呼んでくれるので活性の高い魚を獲るのにお勧めです。巻き速度の許容範囲も広いですよ~。
1.5mラインはどこの釣り場さんでも熱いレンジなのでここを分厚く持っておくといいかも…。
そんな感じで最後のまとめです。
っと、ここまでサクッとまとめてみましたがいかがでしょうか?
今回は分かりやすくルアー選択だけ書いてみましたが、引っ張り方にも色々と方法があるんですよね…。でも最初はとりあえず綺麗にゆっくり一定速度で巻く事をだけを意識して引っ張ってみて下さい。綺麗に一定に巻ければ巻けるだけ釣果UPに確実につながります。
このレンジ感が何となくでも掴めるとSSプラグやスプーン等の沈む系に応用が効いてくると思いますよ。
あと、これも大切な事で一度釣れなかった事を不正解だと思わずに、タイミングをずらして再度試してみるのも結構重要です。今回ご紹介させて頂いたルアー達は正直かなりの実力系です。ルアーのせいで釣れない。って事はほぼ無いとお考え下さい。
また、自分も通わせて頂いている、FF中津川さんは周年営業しておりますし、ほぼ毎日放流もありますので、魚のストック量は十二分です。
近郊エリアの中でもかなり釣りやすい釣り場さんだと思います。
でも、釣り方を間違えると全く答えが返ってこない事も多いので、ある意味正解を導きやすいですよね。
これから春に向けてより魚は浮く傾向になってくると思います。
ここで頑張ってFクランクでのレンジ感を掴んでおくとかなり良い釣りが出来ちゃうと思いますよ~。
では、頑張ってみて下さい!!
長文、お付き合いありがとうございましたm(__)m