2020年4月11日フィッシング
フライタイイングのススメ
シールズマラブー
湖でのリトリーブの釣りのパイロットフライです。
張りのあるシールズファーがしっかり水をかみ、テールのマラブーが艶かしくトラウトを誘います。
そしてリブに巻かれたスピードファイバーの適度なキラメキが付近を回遊するトラウトを引き付けます。
マテリアルが滑らないようにフック全体に軽く下巻きをします。
テールのマラブーを巻き止めます。
この時、スレッドでテールの根元をしっかり束ねておくとテールがフックに絡みづらくなります。
リブになるスピードファイバーを巻き止めます。
ボディーに段差が出来ないようにヘッドの下まで巻き込みます。
スレッドにマルチグルーを塗りシールズファーを貼り付けます。
あまり密にせずふわっと付けるくらいがベスト。ヘッド方向に向かって少しテーパーが付くようにします。
スレッドを折り返してシールズファーを挟みツイストします。
メインのスレッドはヘッドまで移動しておきます。
ツイストしたシールズファーでボディーを巻きます。
マテリアルが重なってしまわないように注意しましょう。
最初に止めておいたスピードファイバーでリビングします。
最後にヘンサドルでヘッドを作ります。
ヘンサドルはハックルセパレーターで処理をしておくとファイバーがパラパラになって綺麗に仕上げられます。
ヘッドを止めたらピッキングをしてシルエットを整えて完成です。
昨年4月の芦ノ湖釣行。
もちろん使ったのはこのフライ。
まさかの68センチを釣っちゃいました。
店頭に見本のフライを展示してあります。詳しくはスタッフ高橋までお問い合わせ下さい。