2018年2月18日その他・お知らせ
3度目の正直!?串本カセでブリをキャッチ!!
イワシエサで良型狙い!!そして奈良橿原店スタッフ、吉田のリベンジは…??
こちらの記事は2018年当時の記事です。
最新の釣り方はこちら↓↓を参照にして下さい💡
寒い日がまだまだ多いですね、それでも少しですが暖かい日がちらほら…少しづつ春の訪れが感じられるようになって来ましたよね?
どうも、松原です♪
またまた行って来ました、串本のカセです。
奈良橿原店スタッフの吉田のリベンジ釣行の予定が先延びになっていましたが、お互いの休みが重なった2月16日に決行となりました。
今回は奈良橿原店のお客様、森川さんも同行され3名での釣行です。
森川さん、そして吉田には何とか釣ってもらいたいので、その吉田と入念な?作戦会議の上、今回の青物ゲット作戦は…
前回、ヒットには持ち込めなかったですが青物であろうアタリを数回得られたイワシエサをメインに使ってみようということになったのです。
他の船宿のカセではすでにメインで使って実績が出ていますが、毎日毎日イワシを撒くことによって青物がそのポイントに付いていると思われます。
いつも利用させてもらっている『新栄丸』ではオキアミエサを使用していてイワシを使って釣りをされている方はほぼ居ないということで本格的に撒きエサまでイワシで狙うのはあまり無かったこと…今回はあえてそれを試してみようということになりました。
一番の理由…それはイワシエサで釣っているカセの青物は大きいものが多いんですね。
これまでオキアミで釣ってましたが80㎝を超えるものは無く、全てメジロサイズでした。
しかしイワシを使って釣っているカセの釣果情報を見るとブリクラスが多数釣れていて、最近の釣果ではブリクラスの方が多くメジロクラスの方が少ないくらいです。
イワシ使って、来たら青物!それも良型の期待大!!
ってことで、リベンジが懸かる吉田にはこれとない作戦でした(笑)
串本にあるエサ屋さんに問い合わせるとイワシの冷凍15キロ板を販売してるそうなので予約しておきました。
前日、仕事終わりで串本に向かい、深夜に現地入りし少し仮眠して早朝にエサを購入し港に向かいます。
イワシだけではやはり不安です、イワシとオキアミ、それと森川さんが活きエサで狙いたいという事で活きアジも購入、今回は3人でいろんなことが試せそうです(笑)
当日は5隻のカセが出るようです、午前6時に荷物を積んで左右にカセを繋いだ親船に乗り込んで出船です。
いつものように串本大島をくぐって大島と本州の間の水道を出たすぐの左右がポイントです。
自分たちのカセは沖に向かって左、大島側に掛けられるようです。
今回も前回と同じように、他の2人組みの方たちのカセと2連結にして前後の2つのアンカーで固定されます。
カセに乗り込んみ、さて準備です。
3人が思い思いの釣り方を準備します。
森川さんは活きアジを泳がせるようです。
吉田はもちろんイワシです(笑)
『今日は1日イワシ1本で勝負する!!』と気合が入っています♪
まずはイワシを船べりから撒いて、完全フカセで狙うようです。
自分は…
まずは完全フカセの準備です。
やはりイワシで釣れるやつはデカいのか、そこを確かめたいですね。
特に青物の確率が高い朝イチにまず結果を出しておきたいですから…
天秤フカセでもイワシを使用し、完全フカセ、天秤のダブルでイワシを試そうと考えていましたがまず準備が早く出来る完全フカセの竿を出します。
道糸に8号のフロロカーボンを巻いた両軸リールにハリスもフロロの8号です。
撒きエサは横で吉田が撒いてくれているので撒きエサから綺麗なイワシを選んでハリに刺して投入、リールから手で10mほど道糸を出して仕掛けが馴染んだら自然にラインがリールからゆっくりと出て行くようになります。
完全フカセはこれで準備OK!
すぐに天秤仕掛けの準備です。
刺しエサにイワシを使用するのはもちろん、撒きエサにもイワシを使います。
撒き餌カゴからイワシが出るように大きめのカゴを選んでカゴの放出口は上も下も全開です。
カゴはサニーカゴMK‐ⅡのBIGを使い、イワシはオキアミ混ぜ器を使って潰してカゴに入れました。
オモリは60号、ハリスはブリクラスが掛かる可能性も有りながら少し細めかな迷いましたが6号にし、ハリをヒラマサの14号…ブツ切りにしたイワシのお腹の部分を選んでハリに刺しました。
天秤仕掛けを投入、底は取らずに前回オキアミエサでアタリの有った棚、22m前後を参考にまずは25mあたりを狙ってみます。
これで3人3様、アジの泳がせ、イワシの完全フカセ、イワシの天秤フカセと出揃いました♪
あとは朝イチのチャンスタイムにアタリが有れば最高の展開です。
まず当たったのは…
隣りの2人組のカセでした(笑)
遠めで見ていたらオキアミの完全フカセでやられていたようでしたが、その竿に掛かったようです。
竿の曲がり方、引き具合で明らかに青物のようですね。
青物の回遊??
だとしたらこっちも誰かの竿が曲がるぞ!と期待しましたが沈黙…
隣のカセで掛かっていた魚もそろそろ取り込まれる様子、タモに収まった魚はメジロクラスのようでした。
魚は居ます、天秤仕掛けは20~25m付近を探り、完全フカセは自然に流し込んだり、一定の長さで止めて待ったりしていましたが反応がありません…
一匹目の青物が釣れて盛り上がりましたが、それも落ち着いてきたころ…次のアタリです!
今度はこちらのカセの竿!
目の前の天秤仕掛けの竿が海面に突き刺さりました♪
少し緩めにドラグ設定して置き竿にしていたのでリールからはラインが勢い良く出て行ってます。
竿受けから竿を取り、少しドラグを絞め込んでやり取り開始です。
6号ハリスで無理出来ないのでドラグはあまり強くしていないものの竿から伝わってくる重量感は結構有ります。
ラインの出かた、重量感、完全に青物の引き、そして良型とわかります。
20m台で食わせたのにあっという間にリールのカウンター表示は40m台になっています。
ゆっくり浮かせようとしますが30mまで浮かせるとまた走る…またゆっくり浮かせてきたらまた走る…
何度も30mの攻防、それを越えると少しづつ浮いて来ました。時間を掛けて浮かせ、残り5mほどで魚影が見えました!
デカい…前回釣った青物よりもふた回りほど大きく見えます。
大きく円を描きながら少しずつ浮いてきます。
慎重に水面まで浮かせて、魚が描く円に合わせて船べり近くに誘導して吉田にすくってもらいました♪
やりました!
80センチを越えるブリクラスです!!
イワシの天秤仕掛けで食いました♪
実はイワシエサでは天秤仕掛けよりも完全フカセの方が可能性有ると思っていたので、この天秤で食わせたことはすごく意外でしたが逆に嬉しかったですねぇ…
チャンスタイムを逃さないよう、写真を撮ってもらったらすぐ魚を絞めて血抜きし潮氷を作ったクーラーに放り込んで釣り再開です。
しばらくすると、完全フカセの仕掛けや、吉田が撒くイワシの撒きエサがさっきまでは、ほぼ真下に落ちていっていたのに少し流されるようになってきました。
それも沖から湾内方向に流れています。
そう、このポイントはこの方向に流れる潮が良い潮なんです。
潮が動き出したので、一定に道糸を出してから止めて待っていた完全フカセの仕掛ですが止めずに流し込んで行く事にしました。
このチャンスタイム、またすぐに誰かの竿に食ってくる!と期待していると…次に当たったのは完全フカセでした!
完全フリーのスプールからフロロカーボンの道糸が勢い良く出て行きます!
前回は数十センチ引き出されてすっぽ抜けしてしまって終わったので少し送り込んでからリールのハンドルを巻いてクラッチを入れます。
しっかりと魚の重量感が竿から伝わってきます♪
掛かったようですねぇ…
今度は8号ハリス、さっきの天秤仕掛けよりも強引にやり取り出来ます。
それでもなかなかのファイト、これもブリクラスのようです。
流し込んでいたので天秤仕掛けよりも遠い所から魚を浮かせてきますが、やはり太いハリスのおかげで早く浮いてきました。
残り数メートル…見えた魚体はブリ。
慎重に取り込んだブリは先ほどよりも少し大きく感じました。
やりました!
立て続けにブリをキャッチ!
やはりイワシをエサにすると大きいサイズなんでしょうか…連続して釣るとそれを実感します。
さらに続けと再度仕掛けを投入しますが、天秤仕掛けの方はオキアミに変更します。
自分は完全仕掛けはイワシ、天秤はオキアミにし、天秤に使う仕掛けもハリス3号まで落しカゴのサイズもサニーカゴMK‐ⅡのLにサイズダウンします。
オキアミエサとイワシエサの釣れ方の違いも見たかったですし、森川さんや吉田にも青物を掛けて欲しかったのでイワシエサの仕掛けの竿の本数を減らします。
吉田には引続きイワシの完全フカセ、それにイワシを使った天秤仕掛けどちらも出してもらいました。
前回、昼には良い方向に流れていた潮が逆になってしまい、それからは全くアタリが無くなったので何とかいい状況の時に釣っておきたいんですが…
午前9時を過ぎると、少し潮が不安定になってきます。
一定して湾内に向かっていた潮が止まったり流れたり…
それまでに何度か森川さんの投入していた活きエサ仕掛けのアジに何かが食いつきアタリが有ったもののハリには掛からないことがありましたが誰かの竿が大きく曲がることはありません…
それでも3人とも諦めることなく根気よく仕掛けを打ち返します。
次に竿が曲ったのはオキアミの天秤仕掛けでした…
青物ではなさそう…小気味いい竿の叩きかたで真鯛かも?
と期待しましたが、上がってきたのは40㎝級のイシダイでした。
この時期のイシダイは脂が乗って美味しいのでこれはこれで嬉しいゲストですね♪
その後にまたまたオキアミの天秤の竿が大きく曲がり、大きな重量感で竿を締め込みましたが何度かの締め込みでバラし…ハリスが切られたかと思いましたがハリは付いていて、すっぽ抜けでした、残念…
そうこうしていると時間は正午近く、とうとう恐れていたことが…
潮が逆向きに流れ出しました。
かなり厳しい状況となってきました。
潮の流れも強くなってきて諦めムードも漂いだしたころ…隣りのカセの竿が曲っています!
青物のようですね…反対の潮でも魚を掛けているのを見て少しヤル気復活!(笑)
残り時間を諦めずに頑張ります!
そこで結果を出したのは森川さんでした♪
活きアジを根気よく使って釣り続けました…仕掛けを降ろすとアタリが有るもハリ掛かりせず、アジを交換して投入するとまたアタリ!
しかし、掛からない…またアジを交換して投入…
またまたアタリ!
じっくり待って合わせると掛かりました!!
上がってきた魚は大きなウツボww(笑)
ってなことが有りましたが、それにもメゲずに最後までアジを降ろし続け、とうとう最後に掛けました!
大きく合わせた森川さんを見ると、手持ち竿の根元まで曲がっています。
慎重に慎重に…無事に水面まで浮かせて取り込み成功!
高級魚ww!
クエじゃないですかぁ!(笑)
やりましたね♪
しかし結局この後は沈黙…
午後3時半の終了までに魚を追加することは出来ませんでした…
3人でこの釣果は少し寂しいですが、天気も良く、穏やかな気候の中で気持ち良く楽しく釣りが出来ました♪
帰りの船で隣りのカセの方とお話しさせて頂きましたが、オキアミで釣れたメジロは2匹とも75㎝くらいだったそうで、釣り上げるとオキアミを口から沢山吐いたのでオキアミを食べまくっていたそう…
自分がイワシエサで釣ったブリは測ると86㎝と93㎝でした。
帰ってからサバいたら胃の中はイワシでパンパンでしたので明らかに食っているものの違いでサイズも違うことが確かめられました。
ブリクラスは完全にイワシエサで狙う方が有利ってことですね…
持って帰ったブリは刺身、ブリしゃぶ、カマは塩焼きで頂きました。
前回のメジロよりも脂の乗り方が良くとても美味しかったですね♪
今年に入り何度か串本に行きましたが、今回ブリクラスをキャッチして納得できる釣りとなりました。
水温もかなり下がってきているのでいつまで釣れ続けるかわかりませんが終盤戦だと思われます。
ブリを狙いたい方はお早めに!!
んん??
吉田のリベンジは?(笑)
お早めにぃww!?