2025年4月20日その他・お知らせ
高級淡水魚シナノユキマスを釣りに行こう

【シナノユキマスとは何ぞや?】
マスという名前が付いていますがマスの仲間ではなく、サケの仲間になる外来魚で、チェコなどの北欧が原産国になります、フィッシュイーターでないことから日本在来種を駆逐しないという事で移入されました。
当時は日本各地の湖沼に放流されましたが釣りの対象になるぐらい定着したのが南相木村にある立岩湖と北相木村の加和志湖だったという訳です。
当時の長野県知事が『信濃(長野県の古い名称)の雪のように白い魚』という意味合いでシナノユキマスと命名したと聞いています。冷水性の淡水魚で食用で流通しているシナノユキマスは2000円~3000円/kgぐらいする高級な魚で身は淡白で刺身でも火を通した料理でも大変美味しいのが特徴です。
立岩湖(標高約1000m)も加和志湖(標高約1200m)も渓流の途中にある砂防ダム湖なので、湖面水温こそ暖かいですが湖底近くは真夏でも4~6度の水温な為シナノユキマスの生息に適した水温で定着したのではないでしょうか?
チェコ本国のシナノユキマスはコレゴヌス属でペリヤジとかアイスフィッシュと呼ばれており最大60㎝ぐらいまで成長するそうです、冬季は結氷した湖面に穴を空け日本のワカサギ釣りの様な釣り方をするそうです、ルアーメーカーのラパラ社にアイスジグというルアーがあります、日本では堤防のメバル釣りで有名になりましたが、本来の使い方は穴釣りでシナノユキマスを釣る為に開発されたルアーのようです。
シナノユキマスは加和志湖の流れ込みに群れていたものをテンカラ毛鉤で釣ったことはありますが、ルアーでは釣ったことがありません、しかし本格的にこの釣りをしているフィールドが立岩湖と加和志湖しか無いので他と比べようがなく、この投げサビキの釣り方が本当に正解なのかわからないのが実情なんです、もしかしたら思いもしない釣り方が他にあるかもしれないんですが、今のところ投げサビキ釣りが一番有効な釣り方というわけです。
※余談ですがこの投げサビキ釣りか流行る以前はヘラブナタックルで釣っていたと聞いています、バラケエサとクワセ餌を付けて18~21尺の竿でチョーチン釣りだったそうです。

【南相木村立岩湖】※画像は立岩湖、お手洗あります
標高約1000m付近に位置する砂防ダム湖、最大水深約10mシナノユキマスの他にもウグイやワカサギ、アブラハヤ、鯉、ウナギ、ヤマメ、イワナが狙えます、レンタルボートはありません、ボートやフローターの持込や浮かべることはNGです。
【北相木村加和志湖】※お手洗あります
標高約1200m付近に位置する砂防ダム湖、最大水深は3m、シナノユキマスの他にウグイやアブラハヤ、鯉、ヤマメイワナが狙えます、加和志湖はワカサギとウナギは放流してないと聞いていますのでこの2魚種は釣れないと思います。こちらもボートやフローターは禁止で浮かべることも出来ません。
どちらの湖も南佐久南部漁協の管轄にあり、漁協が年に何回かシナノユキマスの放流をしているので両湖で釣りをする場合は南佐久南部漁協の年券か釣り当日の日付が入った日釣券が必用です(中学生以下は無料)。
年券は上州屋佐久店か南佐久南部漁協の事務所で購入できます、日釣券は立岩湖なら湖畔にある立岩荘や滝見の湯、もちろん上州屋佐久店で購入可能、加和志湖は1㎞ぐらい上流にある長者の森キャンプ場の管理棟で購入できます、または現場を巡回している漁協職員から購入することも出来ます。
南佐久南部漁協の入漁券には鮎とか渓流とかの区分はなく全魚種(アユ、渓流、ワカサギ、シナノユキマス、ウナギ、コイ、渓流禁漁後の冬期ニジマス)釣りをすることができます、佐久漁協や上小漁協の入漁券に較べると高い値段設定なんですがこれだけのターゲットが狙えることを考えると決して高くはないと思います。
★年券(有効期間1月1日~12月31日)8400円、年券発行の際に顔写真が1枚必要です写真のサイズは運転免許証の顔写真のサイズです(運転免許証をコンビニでコピーしてきていただいてもOKです)、顔写真を年券に貼ってラミネートしてからお渡ししますので、お写真は購入前に用意していただく必要があります。
★日釣券には顔写真は不要で当日限り有効2000円になります。当日日釣券を持たない状態で釣りをしていて巡回の漁協職員からの購入は+1000円手数料がかかりますのでご注意下さい。
南佐久南部漁協の放流は全魚種非公開放流ですが放流後翌日から10日後位の間に南佐久南部漁協のホームページで紹介されますので、放流情報はこちらでご確認ください。

※画像は北相木村の加和志湖
全体的に浅く立岩湖より規模が小さいのでシナノユキマス入門の方はこちらの湖の方が釣りやすいかもしれません。
【釣り方】
海で遠投サビキでアジ釣りする道具と全く同じです
竿:遠投磯竿の3-450や530
リール:2500~3000番クラスでナイロンラインの3号かPEラインの1.5号が巻いてあればOKです。
仕掛:アジ釣り用のサビキ仕掛とコマセカゴ、ハリの大きさは3号~5号のピンクスキンサビキ(ただしラメが入ってる仕掛けは食ってこないことが多いので必ずラメが入ってない仕掛けをチョイスしてください)
ウキ:亀田は5号負荷の棒ウキ(非自立タイプの物)をよく使っていますが風が強く水面が波立ってるような時は海で使うカゴ釣り用の物を使っています。
【寄せエサ】
マルキューの『グレパワーV9を1/3~1/2袋+アミ姫1袋(冷凍アミエビでもOK)+鯉にこれだを2目盛』の割合で混ぜ、水を加えてぼそぼそ状態にしたものが今の所良くあたっています。
※漁業規定でこのエサを直接湖に投げ込む行為は禁止されているのでご注意下さい。
また1人竿は1本しか出せません、シナノユキマス用に1本竿出しといてアタリがあるまでルアー釣り、とかは出来ませんのでこちらもご注意下さい。

加和志湖は浅いこともあるし超クリアーウォーターなので、風で水面が波だってない時は水中に沈む倒木など(もちろん魚影も)が丸見え、こっちから魚が見えるという事は魚からも人間様が見えているので、派手な服装はしていかない等の配慮も必要になります。
上の写真は道路側の釣り座(10人ぐらいは入れます)から見た風景、対岸の山側にも5人分ぐらいの釣り座があります。道路側の釣り座は一日中太陽が当たっているので春や秋はポカポカで釣りがしやすいですが夏は日影が無いので鬼暑です。
山側のポイントは一日中日陰(早朝だけ短時間太陽が当ります)なので春や冬は鬼寒ですが夏は涼しく快適です。但し山側のポイントはお手洗いから最も遠くなるのでご注意下さい。

直近では4月15日に立岩湖・加和志湖の両方にシナノユキマスの放流がありました、大体20㎝平均の放流が多いのですが、放流するサイズはバラバラで40㎝近い個体が混じることもあります。
大型が掛かった時に後悔しないように磯ダモの様な柄の長いタモ網を持って行くことをおススメします、また鮮度が落ちるのが早いので持ち帰る目的の場合は帰る直前までシナノユキマスが生きてるようにフラシやブクブク付のバケツで生かしておくことをおススメします。

亀田は小型が多い時は写真のようなアジを活かしておく12Lサイズのクーラーボックスにブクブクを入れて保管、30㎝以上が多い時はスカリやフラシに入れて保管するようにしています。
※昔は20㎝以下のシナノユキマスは釣ることも持ち帰ることも禁止でしたが、数年前に漁業規約が変更になりこれらのサイズ制限がなくなり、持ち帰りの匹数制限も今のところ規制はありません。

加和志湖の山側の釣り座から見た風景、この場所から対岸に10m~15mぐらいキャストした場所が加和志湖の最深部になります。
また、山側のポイントの近くまで車で行くことができますが、行き止まりなので他の釣り師が既に駐車しているとUターンしにくいかUターン出来ないのでバックで出てくるしかありません、道路から見て奥に車が止まってる時は一番奥まで行かない方が無難です。
いきどまりになる一番奥の20mぐらい手前に広くなった場所が有るので、そこに駐車するとUターンもしやすく帰る時楽だと思います。

写真は4/19の立岩湖画像、土曜日でしたが釣り人は5人しかおらず隣の釣り師を気にしないでいいぐらいの間隔で釣りが出来ました
釣り人のマナーとして仲のイイ友達とかでない限り隣の方と5mは間隔開けるようにしてください。
既に釣りをしている方の横に入るときは一言『ココ入ってもいいですか』とか『隣で釣りしてもいいですか』と声をかけることも釣り師のマナーですのでお忘れなく。

4/19日の亀田の釣果の一部、午後2時頃から2時間半やって11匹でした。この2匹だけキープして後の9匹はリリース。
この日はシナノユキマスの他に丸々と太ったウグイが2匹釣れました。
仕掛けはオーナーのアミエビ実寸仕掛、ピンクスキンの4号を使いました。シナノユキマス釣りはタナが間違っていると全く釣れないので、初めて行くのであれば既に釣りをしている方にタナ(ウキ止め~オモリまでの長さ)を聞いてから始めるといいですね。

これは立岩湖でシナノユキマスの仕掛けに掛かった40㎝オーバーのイワナ、渓流の途中にある湖なのでこんな思いもしなかった魚が掛かることもあります。
数は少ないかもしれませんがルアーやフライで専門的に狙ってみるのもアリかもしれませんね。
今週末やGWに佐久市方面にお越しならこの立岩湖と加和志湖でしか狙って釣れないシナノユキマスを釣りに行ってみるのはいかがでしょうか?

佐久店の店内にシナノユキマス釣りコーナーがございますので、お出かけの前にぜひお立ち寄りください。
シナノユキマス釣りには解禁日も禁漁日もありません、一年中狙う事が出来ます、詳しくは佐久店のシナノユキマス釣り担当、亀田まで




