2018年7月23日その他・お知らせ
イカメタル研修会 釣行レポート
7月19日に県内スタッフでイカメタル研修会を行ないました。
イカメタルとは、鉛でできているスッテ(イカのルアー)を使用した船のイカ釣り。
ライトなタックルでおこなうその手軽さとゲームで、イカ釣りが盛んな地域ではこの釣りのファンが急増中しているようです。
秋田のイカ釣りでは、イカサビキ仕掛で150~200号のオモリを使用するスタイルなので電動リールが必要ですが、このイカメタルでは、通常12~15号、重くても20号のスッテを使うので手巻きリールで楽しめます。
秋田ではまだ未開拓と言ってよい「イカメタル釣法」
今回は、この釣りに精通している北上店スタッフの若月さんにも参加していただき、コツを教わりながらイカメタル釣法を体験してきました。
今回メインで使用したスッテは、イカ仕掛で人気のブランド、ヤマシタの「錘スッテ」。
イカメタル専用設計のスッテです。
そして、この錘スッテにエダスのあるリーダーをセットして、オモリのないスッテを付けます。最近ではこのオモリのないスッテを「ドロッパー」と呼んでいて、釣況によってドロッパーの選択も釣果に影響してくる大切なアイテムとなるようです。
若月さんは、ときには「プラヅノ」も効果があると、今回の釣行でも準備されていました。
(さすが!!)
イカメタル専用設計のドロッパー、「水平ドロッパー」
イカがアタックしてきやすい水平姿勢をキープするイカメタル専用ドロッパー。
70というサイズも、大きな抵抗を与えなくなりオマツリ軽減や底の取りやすさのメリットがありました。
イカメタル専用リーダー
ショートとロングでは、ドロッパー部の枝の長さが違います。
スルメイカ狙いでは数釣りが見込めるので、手返しのよいショートスタイルが良かったです。
セオリーのイカサビキ釣り(秋田夜イカ釣り)で人気のスッテ、おっぱいスッテ4号もドロッパーにオススメです。
ロッドとリールはシマノ製の先鋭モデルで試釣。
セフィア エクスチューン メタルスッテ
シマノ メタルスッテロッドのハイエンドモデルにふさわしい竿の軽さと耐久性を体感してきました。
今回の釣行では2点掛けが何度もありましたが、どの硬さも余裕で抜き上げられるパワーがありました。
抜きあげやすいのはやはり、1番硬いB606MHSでした。
セフィア CI4+ メタルスッテ
上記のエクスチューンに負けないパワーを感じました。
スルメイカ狙いならトルク重視で、こちらも1番硬いB66MHSでよいと思いました。
今回は「爆釣」だったので、体力的にとてもハードっでした。
このような状況ならば、鯛カブラ釣りで使用している炎月シリーズのロッドがふさわしいと感じました。炎月シリーズのロッドならバットが長く脇挟みできるので、2点掛けの高負荷な巻上げが楽になります。
イカメタルに最適なリール、バルケッタシリーズ。
イカメタルに最適なリール、炎月 CT シリーズ。
リールはメタルスッテ用ロッドのバランスに合わせて、バルケッタシリーズと炎月シリーズが最適でした。
夜のイカ釣りはとくに、タナ(反応のある水深)が大切となるので水深計の役目を果たすカウンター付きリールが必要不可欠になりました。
当日は、100M近い水深のポイントで、釣り始めは底付近でよく釣れました。
漁火の効果が現れると徐々に上のほうでも釣れ始め最終的には海面から30M付近でよく釣れるようになりました。
リールに巻くラインはPE0.8号を基準にして、200Mあれば十分でした。
リーダーは0.8号に対してフロロカーボン3号を使用するのがベストでした。
ノーネームノットの結束で2.5号も試しましたが、2点掛けの抜き上げでも切れることなく、順調に釣果をのばし使用できました。
実釣では爆釣!!
日中の明るい時間帯は底付近でアタリが多発しました。
このときに佐藤店長が1人で爆釣!!
攻略できるかできないか?
このゲーム性がなんとも病みつきにさせられました♪
夜になると電気のパワーで大爆釣!!
後半は海面から30M付近で毎回仕掛けが止まるほどアタリが活発!
巻上げでは追い乗りして、2点掛けの嵐でした。
スッテが水平になるとイカの乗りが良いので、フォールさせる時もそれを意識して微妙にテンションをかけて落とすとアタリがでました。
スルメイカは攻撃的にエサを追うようで、誘いも激しいシャクリやスピード感のある誘いが有効でしたよ。
最終的には一人当たり50~80杯の釣果!!
大成功のイカメタル研修会となりました。
いっぱい釣らせてくれたビックボーイさんに大感謝。
ありがとうございました!!
アキタでもイカメタルゲーム
きっと流行りそうな予感がします♪