2021年12月2日その他・お知らせ
アメリカナマズをクッキング!!
こんにちは!スタッフの深野です。
最近普通の魚ばかり食べてて面白くない!との声があったりなかったりしていましたが、今回はみんな大好き外来種クッキングです。
今回の食材はコチラ!!!
スタッフの岡部さんが釣ってきたアメリカナマズです。
いいヒゲしてますね。
ナマズ系を捌くのは初めてだったので調理法を調べたのですが、内臓を破らない方が美味しくいただけるということで、背骨に沿って背中側から包丁を入れ、腹膜より上の身だけを切り取るというやり方を試してみました。
この方法だと内臓に一切傷をつけずに捌くことが可能です。
そして皮引きまで終わらせたものがコチラ!!
イマイチキレイじゃない……(;^ω^)
どこまでが背骨で腹膜か、探り探り刃を入れていたら余計な切込みがたくさん入ってしまいました……。
綺麗な切り身を取るには慣れが必要そうです。
今回はフライにするつもりなので一口サイズにカットし、一晩牛乳で漬けていきます。
ジップロックなどに身がひたるくらいの牛乳を入れて冷蔵庫へIN。
漬け終わったら牛乳を水で洗い流し、水気を切ったら下処理完了です。
【フライ作り】
切り身に塩コショウと味の素で下味をつけ、軽く揉んで馴染ませます。
片栗粉を薄くまぶし(小麦粉でもOK)、溶き卵をくぐらせ、パン粉を付けて油で揚げていきます。
まぶした状態
揚がったものがコチラ!
中濃ソースをひと垂らしして食べてみます。
う、美味ーい!!!!!
いままで食べてきた外来種で一番、いや、一般的なお魚と比べてもかなり美味しいです!!!
臭みは全くなく、カキフライのようなプリッとした食感で箸が進みます。
これは胸を張っておすすめできる味です。
全人類アメリカナマズのフライを食べてみて欲しい。
アメリカナマズを釣ったらとりあえず牛乳に漬けてフライ。
これです。
(ムニエルや蒲焼きにしても美味しいらしいですよ!)
【おまけのパエリア】
同時進行で作っていたパエリア。
具は形がフライに向かなかったアメリカナマズの切れ端と、以前店長から頂いたタコです。
でかい(でかい)
タコ「いい湯だな~」
お鍋に入りきらなくて下処理風景が入浴シーンと化していました。
この時冷凍しておいたものが沢山あるので、食べやすいサイズに刻んで使っていきます。
にんにくとオリーブオイルでタコとアメリカナマズを炒めます。
一旦フライパンから取り出し、タマネギを炒めます。
タマネギがしんなりしてきたら、トマトピューレとコーン、マッシュルームを入れて3分ほど加熱します。
水と生の米、調味料を加えてよく混ぜ、煮立ってきたらタコとアメリカナマズをフライパンへ戻します。
蓋をして弱火で15分加熱していきます。
蓋を外して余分な水分を飛ばしたら完成です。
フライを載せてナマズづくしの一皿に仕上げました。
アメリカナマズはクセのない白身で色々な料理と調和できる可能性を秘めたお魚なので、釣り上げた時には是非食べてみてください!!