2018年4月4日その他・お知らせ
チョイ投げをやってみよう その2
みなさん、こんにちは!
初心者応援企画 チョイ投げ編
2回目のお題は『天秤(テンビン)』ですなんで天秤が必要?
一般的なチョイ投げでは1~2本針の仕掛けを使うのですが
仕掛けの長さが30~70㎝程度あります。投げる時はオモリから飛んで行きますので、天秤がないと
道糸にからまってしまいます。
さらに、天秤にはからみ防止以外にも特徴があるんです!
それでは、人気のタイプごとに簡単にご説明します。
チョイ投げの定番! ジェット天秤
オモリに付いた赤いハネが特徴です。
堤防釣りをやったことがある方は見覚えがあるのでは?
このハネがある事で、仕掛けを回収する時に浮き上がりやすくなり
海底の岩などに引っかかってしまう『根がかり』がしにくくなる
といった効果があります。
さらに、飛んでく時はL字になって糸がらみを防止して
海底では一直線になり、魚のアタリを感じやすくなります。
まさに理想の天秤!
と、思ってしまうのですが、初心者の味方ジェット天秤にも
短所はあります。
海底で一直線になるってことは、潮が速いとふんばりがきかず
転がって流されやすいんですね。
混雑時の釣り公園では隣の仕掛けとからんでしまう場合があります。
(本牧や大黒などの釣り公園は、混雑時に釣り方の規制が入ります。)
仕掛けを竿投入した後は、先からの糸の方向をよく見ておきましょうね!
L字天秤
ジェット天秤でお馴染みの冨士工業さんから出ている
カイソウ天秤に代表される、まさにL字型の天秤です!
投げた時のからみにくさはジェット天秤よりもすぐれ
海底での落ち着きもL字のアームのおかげで転がりにくい形状。
さらに、そのアームのバネ効果により、エサをくわえて反転した魚を
針掛かりさせやすくなっています。
主に、シロギスの投げ釣りに人気で、ベテランにも愛用者が多い天秤です。
この天秤にも短所はあります^^
販売時は上の画像の左の状態です。使用時に右側のようにL字に折り曲げるのですが…
使用後は無理に曲げて元に戻さないで下さい。
力をかけて曲げ伸ばしを繰り返すと折れやすくなります。
使用後は、ちょっとかさばりますが、そのまま収納すると
長く使えますよ。
名古屋天秤
ジェット天秤に似た直線にもなるテンビンですが、
なんと、好きなオモリに交換できます!
(なぜ、名古屋かは聞かないで下さい…^^)
オモリ部分が固定されていない分、飛距離は安定しないのかもしれませんが、
潮が速くなってきたから、オモリを換えたいなんて場合は楽ですよね!
各社から色々な改良版が出ていますので、ご興味がございましたら
ぜひお試しください!!
代表的なテンビンをご紹介させて頂きましたが、テンビンと仕掛がセットになった商品もあります。
まずはこちらで堤防デビューも、もちろんOKです!
投げ釣りが楽しくなったら、ご自分の釣り方や釣り場にあわせた
テンビンを選んでみてくださいね^^
それでは、次回は仕掛けとハリについてお話させて頂きます^^
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