2017年5月12日その他・お知らせ
スタッフ村下のブラックバス釣行IN常陸利根川
春の利根川水系を【世界の長谷川】と釣るっ!!
GWも明けて世間が日常を取り戻しつつある5/11、元同僚・元JBプロ「世界の長谷川」こと長谷川勇さんからお誘いを受けV6マリンさんより出撃する事に。
朝6時。V6マリンさんで早速出艇の準備に取り掛かります。長谷川さんの愛艇スキーターのカバーを外したりあれこれ積んだり…するとここで事件が!!
長谷川さんが操縦側のシート下にある収納スペースを開けたそのとき!!
長谷川「うわぁ!!なんだよこれ!まじかよ!!」
子猫でしたwwwww
しかも3匹も(画像以外にもう1匹居たのですw)
そういえば、駐艇場に親猫っぽいのが居たような…(汗)
長谷川「俺猫アレルギーなんだよ!!村下そいつら早く出してっ!!」
私「はーい…って1匹めっちゃフーフー言って怒ってますが…って、あっ!!そっちはダメだ!!あ~…」
長谷川「どうしたんだよ?」
村下「さーせん、エンジンルーム方面へ潜り込まれました…(涙)」
結局、それからボート内を大捜索しなんとか全ての猫ちゃんにお帰り頂き出船準備完了しました…
長谷川プロ。心なしか出船前からすでにぐったりしている気がします…ww
そして水門をくぐっていよいよ出発です!!この瞬間は本当にドキドキワクワクしますねぇ!!
長谷川氏が1stポイントに選んだのは常陸利根川最下流のエリアにあるアシとブレイクと杭などのストラクチャーが絡むシャローエリア。まずはここを大型のクランク、ビッグベイトなどで反応を見ます。私はデュエルのノイズィJrをチョイス。アシ際ぎりぎりに落としてワンアクションずつ焦らすように探ります。いかにも出そう…
んが、2人ともここはノーバイト!!
ってなわけで移動です。バスボートの乗船は久しぶりですがこのスピード感はたまらないですね!!広大な利根川にぴったりな移動手段です。
次に選んだエリアは通称「巾着」と呼ばれる消波用の石を袋状のもので包んだものが敷き詰められたストラクチャーエリア。ジャカゴみたいな感じですがジャカゴよりもランダムな感じですかね。
拡大するとこんな感じです。ここの隙間に湧いているエビの類を狙って寄り添っているアフターのバスがいるのではないかという読みです。
見ての通り根掛かりが多いポイントなのでセルフウィードレスはマストです。ここは2人ともバックスライド系でチャレンジ。長谷川氏はジャクソンのバックスライドクラーケン、私はティムコの新製品バックスライドホッグでトライしてみます。
開始早々、岸際よりやや離れた場所にキャストしバックスライドでポイントへ侵入させるとラインが横に走る明確なバイトが!!
じゃじゃーん♪釣れました♪
アフター回復系でしょうか?若干スリムでしたが良く引く38cm(目計測)
わりと厳しい感じかな、と構えていたのでほっと一息。うれしい1本です。
バックスライドホッグを丸呑みです。
このバックスライドホッグ。発売直後と言う事で初めての使用だったのですが、同じゲーリー素材のファットイカよりも更に切れ込むスライドが魅力的でした。これからの季節シェードパターンなどで多用することになりそう♪1発でお気に入りになりました。
この後も周辺エリアを探りますが、チョコレート護岸エリアで私の操るティムコのシャイナースティック(ネコリグ)にバイトがあるもアワセ切れしてしまった以外はギルバイトがある程度で特に異常なし!!てなわけで再び移動します。
最下流エリアから大きく上流側へ移動して辿り着いたのはぱっと見て何の変哲も無い護岸のポイント…なんですが、実はココはすぐ手前に急なブレイクがあり護岸に付くエビを捕食するバスにとって非常に居ごごちの良い1級ポイントなんです。
ここでも私はバックスライドホッグ。長谷川氏は得意のエグジグにチェンジしてアプローチ開始。
すると…
長谷川氏に待望の1stフィッシュ!!
狙い通り、護岸に出来た狭いシェードにタイトに付いたバスを搾り出しました!!さすがプロ!かっこいいっ!!
HITルアーのエグジグは長谷川氏のフェイバリットルアー。スモラバのド定番はプロの愛用者も多いですよね。ウエイトは1.8gだそうです。バスの口からは未消化のエビが確認出来ました。
さぁ!ここで数本重ねようっ!!と意気込みますがその後は再び沈黙…この時点で28度近くまで上がっている気温に加え無風状態、と少し辛いコンディションだったのかなぁ、と今にしては思います。
で、再び移動を繰り返します!!トライ&エラーの繰り返し。途中に入ったドッグの外壁で長谷川氏がチビを1本追加したのみ…
…辛いと言えば辛いのですが、そんなのも含めて楽しいと思ってしまう僕たちはバス釣りに魅了されているんでしょうねぇ…(遠い目)
そうこうしているうちに天候に変化が!!釣行終了もちらつく15時頃から曇天と微風に状況が変わります。
ここで長谷川氏は最もコンフィデンスのあるポイントへ移動をします。長谷川氏、魚探を見る姿にも気合が感じられます。
そしてついに沈黙を破る待望の1匹が!!
長谷川氏ソウルシャッドで42cmのナイスサイズをゲット!!
キャスト前に「ここいるよ」と宣言したスポットでのゲットは流石すぎます♪
ソウルシャッドのカラーは濁りに強いYKライムチャート!!
長谷川氏が「天使の水門」と呼ぶ某水門周辺にあるチョコレート護岸ギリギリにキャストしてボトムノックさせてエビの動きをイミテート。何度もコースを変えてアプローチした結果がこれです!!
これで気合の入った私もルアーをデュエルのハードコアシャッドにチェンジしてトライ。ポイントを譲って私の釣りを見守る長谷川氏が「お、そのコースいいぞ、来るぞ!!」といったそのときについに私も長い沈黙を破るときが!!
明確なバイトの後に強烈な引き込み。私の握るベイトフィネスロッドがバットから絞り込まれます!!壮絶なヤリトリの結果上がってきたのは…
超巨大なキャットフィッシュでした(涙)
思わずその場でへたり込みました…あまりの出来事に写真は撮れなかったのですが、本当にデカかった…(苦笑)
しかし、長谷川氏が「今のコースで出るってことはまだまだ魚はいるってことだよ!!もう一回ルアーを結びなおしてトライしてみて!!」と優しいアドバイス。
そして…
やりましたっ!!待望の2匹目!!
長谷川氏の助言どおりに水門横にあるチョコレート護岸をナナメに舐めるようにトレース、直後にあるブレイク付近でアタックして来ましたっ!!
サイズは35,6cmくらいのサイズですが、サイズ以上にやりきった感のある本当に嬉しい1匹でした。
そして一旦このポイントを休ませて周辺のエリアを探ります。同じパターンでトライしますが無反応。時間も押してきたので最後にもう一度だけ「天使の水門」へ戻ります。
プロ長谷川、さすがの締めバス。ルアーはまたもソウルシャッド。
この1本をもって今回の釣りは終了!!睡眠3時間でおよそ10時間近く釣りをしましたが、勉強になることが多すぎて眠気も吹き飛び埼玉への帰宅もギンギンでしたww
カスミ水系は現在ミッドスポーンとアフターがメインで一部ポストがいる状況といった感じでしょうか。もうボチボチすると水面炸裂系も面白くなりそうです。
ってなわけで、カスミ水系おすすめです。当日の状況などご不明な点や気になる点がございましたらスタッフ村下までお気軽にお問い合わせくださいませっ♪