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かんだえきまえてん 神田駅前店

ショップニュース

2018年9月14日その他・お知らせ

NEWステファーノはやっぱり凄かった!!

フラッグシップモデルを果たして使いこなせるのか!

この日はインストラクターの2名に実釣を交えた上州屋スタッフ向け講習会に参加した。

実際、私(鈴木)はチームステファーノなので数回使った事がありますが、市販レベルの完成品を手にするのはこの日が初めて。楽しみでしかない。

最初は攻H177SP(以降SP)からスタートした。スナイパー持ちスタイルにも対応したと説明があったが、スナイパー専用と言っても過言ではない。むしろ是非スナイパースタイルで使って欲しい。そうすれば、このロッドの100%の性能を発揮することが出来ると思う。

慣れるにそう時間は掛からないと思います。穂先の安定性、ロッドの操作性、終わってからの疲労感、全てにおいて確実にプラスになるはずです。

話はそれたが、SPの特徴は手感度を重視した設計で目感度もしっかり出る竿。

簡単に言えばこんなロッドです。具体的にはグリップにトリガーが付きホールド性向上しグリップエンドが軽量超高感度シマノのお家芸、モノコックグリップ。さわりと表現される事が多いカワハギが仕掛に寄って来て何かしらのコンタクトがあった際に出る糸を擦ったような「チチチ」、「ザワザワ」といった感じの振動がこのモノコックグリップによって明確に伝わってきた。そのまま誘いを続けていくと次に新カーボンソリッドに小さくしかし明確な前あたりが伝わる。と同時にグリップにもその前アタリが振動で伝わる。

 

さてこの魚をどうやって本アタリに持っていくか?どう仕留めてやるか?

ここが1番楽しいカワハギ釣りの真骨頂だと個人的には思っています。

勝手にカワハギが掛かってくる竿。それが悪いとは言わないが、当然1番楽しい部分が味わえない竿は私の好みでは無い。

SPの魅力はこの部分で1番多くの情報をもたらしてくれる竿と感じた。

もちろん他にも魅力はある。キャストしての横の釣り。今までトリガーが無い分、しっかりグリップエンドを握らなくてはならない為、キャストスピードが落ちた。

グリップ長も長くなったおかげで非常に安定かつスイングがしやすくなっているので、思いっきりブン投げることができた。これはすごいアドバンテージである。(この日は横の釣りは完全不発w)

 

この日の状況はミヨシから魚が入ってくる状況で大艫は完全に蚊帳の外。(事実、鈴木孝さんも、今日の大艫は地獄だねと・・)宙に浮いている魚でスルーパスされた魚を宙釣りのリアクションで掛けるパターンでなんとか連チャンして気持ちよく終われた。

そうSPは宙の釣りも横の釣りも非常に得意の竿だと実感しました。

 

 

逆にリミテッドはその軽さが非常に際立ったモデル。50g台は持った瞬間「え?何コレ」と皆、驚きの表情で、内心ニヤニヤしてその光景を見てる自分が居た(笑)

 

リミテッドとSPの穂先のソリッド部は全く同じなのに穂持ちから下が全く違う為、その使い方は異なると感じた。リミテッドは特に集器を使った、タタキたるませ釣りや、縦の誘い釣りに効果的な竿。もちろん宙の釣りでも魚を釣ったが総合してボトムの釣りに非常に強い竿だと思います。(あくまで個人的意見です)

その異様なまでの軽さを武器に1日タタキたるませ釣りをしても疲労は少なそうです。

また穂持ちから柔軟に曲がっていく調子は誘い釣りにも適していて大型が来ても安心してやり取りが出来る。

 

感度が良すぎるので、最初は掛け所に戸惑うかもしれないが、そこはすぐに体がついていくので対処できるはずです。そのタイミングが分かるとやみつきになる事間違いなし!

綺麗に曲がっていく竿がカワハギに叩かれてカンカン動いているその様はいやがおうにもカワハギ釣りに魅了されるでしょう。

 

 

 

 

気になる発売時期ですが、SPが9月末、リミテッドが10月末の予定です。

今期のカワハギシーズンは数こそまだまだですが良型主体でしかもすでにキモパン状態の魚も多く、釣る、食べる、両方の魅力も満喫させてくれています。

 

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