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きゃんべるかすかべてん キャンベル春日部店

ショップニュース

2017年6月26日おすすめ商品

続:ヴィンテージカラーのオットットでガチでバスを狙ってみる

という訳で実釣編(事前準備の様子はコチラをご覧下さい)。ロッドはBPベイトのチコ・ロッドスピニング4.5ft。ソリッドグラスなので2.3gでも充分にキャスト可能で、かつ良いサイズのバスが来ても対応できるだけのパワーがあります。リールはエリアで使っていたレアニウムCI4+1000S。問題はメインラインですが、ブッシュの中や提灯での釣りを考えるとある程度の太さは必要です。逆に太すぎると小型プラグの操作性が悪くなると考えてPE0.8号をパロマーノットでスナップに直結しました。スナップはエリア同様オーナーの耐力の#00。

予想通り結果はすぐに出ました。バイトは頻繁にあります。そのサイズ感とアクションは、普通の小型トップウォーターにも虫ルアーにも出せないアピールです。おかげでなかなか乗らない小型やギルも多いですが間もなく1本目をGET。掛かりはリアフック1本でした。

フィールドに出てみて分かった事

1つ目はエリアトラウトでも感じたのですがこのオットット、自重の割にかなりの飛距離が出ます。PE0.8号というルアーサイズに対して太目のラインを引っ張っても必要充分に飛んでくれるのは、キャスト精度の面からもかなり嬉しい性能です。

 

2つ目はその首振り性能。しっかり水を噛んで左右にキレイにアクションさせることが可能です。反面、フロントフックがラインを拾うことが頻発。これがかなりのストレスになりました。リーダーを入れればある程度解決するかもしれませんが、提灯釣りなどで枝に引っ掛けて釣ることを考えると最低12ポンド。安心できるのは16ポンドクラスですが、さすがにそれではルアーのアクションは死んでしまいます。

現場で出した結論はフロントフックを外し、リアに#8フック1本でした。何匹か釣ってもフロントフックに掛かっていた魚は殆どいなかったのです。当たり前ですがこのセッティングだとトラブルは激減します。ただ意外にスライド幅は出せるので、調子に乗っていると今度はリアフックがラインを拾ったりするのでそのあたりはほどほどにww

 

またフロントフックが無くなった分軽くなる為、バランスが変わり上下逆さまに着水してしまうことがたまに起こりますが、スプリットリングを残しておくとそういったトラブルが減ります。むしろ1サイズ上げておいても良いかもしれません。

漢のリアフック1本勝負にして

ライン絡みを気にせずリズミカルに動かせるようになってギルもバスも更に容赦無く襲ってくれるようになった気がします。

極めつけだったのが最早ほとんどルアーが見えない程の丸呑み状態。これはさすがにテンション上がりましたwwまあルアー自体がこのボリュームですから、スイッチさえ入れば喰うことに躊躇することは少ないと思います。

一応この日の最大だった30cmちょっとのバス。いい感じのブッシュ周りの提灯で掛けた50cmクラスを船べりバラシしたのは痛恨の一撃でした。やはりこのサイズのフックだと掛けバラシはとても多くなります。その分バイト数も多いのですから釣りとしては面白かったです。簡単に曲げられてしまうので予備のフックは多めに持っていた方が良いですね。ダブルフックですから交換作業は一瞬です。

 

この日はリザーバーでカヤックでの釣りでしたが、PEセッティングのスピニングがあれば色んなシチュエーションで楽しめると思います。オープンエリアならトリプルフック装着もアリですね。

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