「釣り人と共に」がモットー。釣り人あるところに「上州屋」あり。

  • 採用情報
  • 会社案内
  • 東京都内店指南
  • Shop lists in English

さくてん 佐久店

ショップニュース

2025年6月18日その他・お知らせ

富山湾はイカ釣り天国!

一年中何かしらのイカが堤防エギングや他の釣り方で狙えます

1月2月・・・・ヤリイカ【エギングやエサ巻きスッテ、エサ巻きテーラーを使ってウキ釣り】
3月4月・・・・スルメイカ【エギングやエサ巻きスッテ、エサ巻きテーラーを使ってウキ釣り】
5月6月・・・・甲イカ(スミイカ)【エギングやジェット天秤に浮きスッテ】
7月8月・・・・アカイカ(ケンサキイカ)【エギング】※ただ回遊性のイカなので釣れる時は釣れるけど釣れない時は全く釣れません
9月~11月・・アオリイカ【エギングや活アジを付けた泳がせ釣り】
12月・・・・・ヤリイカ【エギングやエサ巻きスッテやエサ巻きテーラーを使ってウキ釣り】

番外編・・・・・3月~7月ポンポンイカ(地元の方がそう呼んでいるのですが、何イカだか分かりません、胴が広いスルメイカみたいな感じのイカ)【エギングやエサ巻きスッテ】(ポンポン釣れるのでポンポンイカ?)

※釣りではありませんが2月~6月はホタルイカ掬いもあります。

甲イカ・スミイカ

魚津で釣った甲イカ
このイカは普段水深40~50m付近に居るイカですが産卵期の5月6月頃になると浅場に寄ってくるので岸からのエギングで釣れるわけです。
甲イカ(スミイカ)にはアオリイカの様なエサを捕まえる長い触腕が無いのでエギを捕まえるのが物凄く下手です、アオリイカのエギングのようにピュンピュンシャクッてエギが絶えず動いているとエギを捕まえることができず釣れません、着底して最初だけ2~3回シャクリを入れたら海底でステイ(動かさず待つ釣り方)かゆっくり海底をズル引きが効果的です。

また、生地鼻灯台周辺などは沖のブレイクが比較的近く水深も有るので(100mぐらいキャストすれば水深40m近くあります)5月6月でなくとも1年中狙う事が出来ます。

☆この時の仕掛けはジェット天秤を一番下に結びオモリの部分から30~40㎝の位置にエサ巻きスッテを付けてステイで狙います。イカの反応が有ったら竿を立てて早めにリールを巻いて来るとジェット天秤のオレンジ色の羽根の部分に水がぶつかり仕掛全体が水面近くまで浮かんできます。その状態で取り込まないとカケアガリのエッジで仕掛けが切れてしまいます。
この釣り方興味ある方は図解して差し上げますのでスタッフ亀田迄お気軽にお声をおかけください。

紋甲イカ

温暖化の影響なのか今まで南の海でしか釣れなかった紋甲イカも釣れるようになってきました、これは昨年のアオリイカシーズンに魚津で釣ったもの。
エギは上州屋オリジナルEGstyleシリーズのエギ2.5号です

ヤリイカ・スルメイカ

魚津で釣ったヤリイカ
このイカも触腕が無いタイプのイカなのでひっきりなしにエギを動かしているとエギを追い切れずに釣れませんのでご注意下さい。最初はグングンと引きますがあとはただ重いか『ン?なんか付いてる?』みたいな感覚で釣り味には欠けるんですが、大変美味しいイカなので季節になったらチャレンジしてみてください

エサ巻きテーラーの電気ウキ釣りで釣ったヤリイカ
エサには鶏のささ身の塩漬けを使っています、スーパーで買ってきたささ身に塩をふりかけ水分を出し〆ていきます、指で押して水分が出なくなればエサの完成
エサ巻きテーラーには細い針金がついているので、テーラーに載せたささ身を針金でぐるぐる巻きにして外れないようにセットすればOK、ヤリイカは回遊性の種類で比較的底付近を群泳しているので狙うタナは底付近が一般的になります。根掛かりが頻発するのでテーラーの予備はたくさん用意していきましょう。

鶏のささ身で無くてもスーパーで買ってきた小アジやイワシなんかもエサ巻きテーラーやスッテのエサとして使えます

手前の2匹(大きい方)がオス、奥の3匹(小さい方)がメスになります
ヤリイカのシーズン目安は、初期は大型のオスばかり、そのうち小型のメスが混じり始め、釣れてくるのがメスばかりになったらシーズン終盤になります。
メスはこの時期抱卵していることが多く卵に栄養が行ってしまい身が薄くてお刺身で食べるにはちょっと残念なので、キープしたメスは内臓を出さずに丸々ホイル焼き(バターと香草なども一緒に)にすると美味しいです。

スルメイカも同じ釣り方で狙えますし、エギングでも狙えます。スルメイカには触腕が有るので釣り方はアオリイカと一緒、ヤリイカより全然引くので釣り味も面白いです。
ただこの時期のスルメイカはかなりの高確率で寄生虫が居るので生食はお勧めできません、必ず火を通して召し上がるようにしてください

ケンサキイカ(アカイカ)

大変美味しい夏のイカです、大型のケンサキイカなら1匹2000円以上する高級なイカです。7月ころから沿岸部に姿を見せはじめ、水温が高い年には9月以降でもアオリイカのエギングをやっていると外道で掛かることがあります。

アオリイカ

大体お盆休み過ぎ位になると新子(その年に生まれた赤ちゃん)が見られるようになり9月の声を聞く頃になると胴長がおまんじゅうサイズぐらい、9月の中旬から下旬頃に胴長がコロッケサイズ、それ以降は1日1㎜成長するんじゃなかろうかと思うぐらい成長が早く、10月中旬頃になると胴長トンカツサイズ、11月の声を聞く頃には胴長が30㎝近くになります。暖かい年にはクリスマス頃までアオリイカのエギングが出来ます。

尚、石川県の能登半島では9月15日迄地元の釣り人達の取り決めでアオリイカ釣りが自粛されています、この期間にエギング(他の釣り方でもアオリイカを狙って釣っていると)をやっていると違法ではありませんが注意を受けることが有るので釣り場でトラブルにならないようご注意下さい。

このポイントにはイカが多いのか少ないのかは1匹釣ってみれば分かります
写真のようにがっちりエギを掴んで釣れてくるときはイカの数がすくないです、逆に足1本にエギの針が掛かった状態で釣れてくるような時はイカたくさんいます、イカが少ないとエギを発見したアオリイカが他のアオリイカに邪魔されることなく安心してエギを掴んでくるのでこのようながっちり全触腕でつかんだ感じに釣れてきますが、イカが沢山いる時には複数のいかがエギを発見するのでワレ先にとエギを捕まえに来るので足1本で釣れてくることが多くなります。
だいたい10匹前後の群れで回遊することが多いのでポンポンッ!と釣れたら暫らく何も釣れないなんてパターンが多いです。同じ場所に居ればまた回遊があることもありますが、それを目安に自分が移動して群れを探すのもアリだと思います。

シーズンに入ると人気のエギや人気のサイズが無くなってしまう事が多いので、釣りたいイカのシーズンが来る前にエギや仕掛けは準備しておきましょう。

各イカについて詳しく話を聞いてみたい方は佐久店にご来店頂きスタッフ亀田迄お気軽にお声をおかけください。

上州屋オリジナルEGstyleのエギシリーズオススメです

2023年の釣果ですが生地です、夜明けぐらいから始めて8時ぐらいまで、大小混じりで10匹の釣果でした。
秋はアオリイカのエギングが最盛期です、今年はアオリイカのエギングをチャレンジしてみてはいかがでしょう。
エギ竿1本もっていればエギングはもとより、7月頃から最盛期を迎えるキジハタ釣りや5月6月のチョイ投げのキス釣りにも使えます、群れが近くを回遊してる時のショアジギングにも転用出来ます、海のルアー用の竿をお考えなら最初の1本はエギング用の竿をお勧めします。標準は8.6FtのML(ミディアムライト)がイイですね。

亀田からのお願い、イカを釣ると墨を吐くことが多いです、釣りあげてそのまま地面にイカをドン!と置くとそこでドバッ!と墨をはかれてしまいます、釣り場を出来るだけ汚したくないので墨は出来るだけ水中で吐かせてから取り込んでください。
もし釣り場を墨で汚してしまったら墨は海水で流してから帰るようにしてください(折り畳みの水汲みバケツを携帯しておくと便利です)、海で遊ぶ者のマナーですので宜しくお願いいたしますm(__)m

番外編・ホタルイカ

これは2024年4月の新月の2日前で朝日町です、海に着いたら既にこの状態!
先発隊が魚津に居たのですがバケツ半分も獲れてないという話だったので亀田が居る場所に呼んで3人で獲り始め、1時間ほどで20Lのクーラーボックス8個満タン、入れるものが無くなり終了になりました。ホタルイカの接岸がありそうな日は実績があった場所に分散して入り情報を取り合って一番寄ってる場所に全員で集合するのがよろしいかと思います。

しかしこのような爆湧きは5~10年に1回ぐらいの確率、2025年は新月まわりの良さそうな日にことごとく天気や海の状況が悪く3月、4月、5月と3回チャレンジして3撃沈でした。

獲れればラッキーぐらいな感じで行かないとがっかりして帰ってくるだけになってしまうので、ホタルイカのシーズンは【ホタルイカ】がダメなら【釣り】それもダメなら【美味いもん食って帰ろう】という3本立で計画していくようにするとよろしいと思います。

画像は海に突き出してる突堤獲り、投光器で水面を照らして寄ってきたホタルイカを掬う訳ですが、ホタルイカ獲りにはもう一つ浜獲りという獲り方もあります。

海岸からウェダーを履いて海に入っていき、ライトで水面を照らしながらホタルイカが居る場所を探して自分で歩いていく方法が浜獲りになります。
堤防獲りの場合は自分の前にホタルイカが来てくれない事には獲ることが出来ません、1匹でもいいからボウズは回避したいなんて時は浜獲りの方がいいかもしれませんね。

来年も2月頃になったら亀田のホタルイカ予想カレンダーを貼りだしますのでまたご参考になさってください。

ショップニュース一覧を見る