2020年4月14日フィッシング
フライタイイングのススメ
フライタイイングのススメ。(ガガンボ編)
何かと出番の多いガガンボフライ。
型崩れしずらく、一匹釣った後も素早く水が切れ、浮力が持続するのでパイロットフライとして活躍してくれます。
まずガガンボのレッグのサイズとカラーに合わせたヘンサドルを用意します。
余分な部分をカットして下ごしらえをします。
下ごしらえしたヘンサドルにハックルセパレーターを塗り込みます。
親指と人差し指で挟んで揉むようにすると均一に処理できます。
この処理を巻きたい本数分、先に済ませておくとタイイングがスムースに進められます。
こんな感じ。この状態で乾かします。↓
ウィングとマーカーポストの取り付け位置まで下巻をします。
ウィングになるエアロドライウィングを取り付けます。
ウィングを程よい長さ(ボディーと同じくらい)にカットしたら接着剤(ソフト瞬間など)で先端をまとめます。
マーカーポストを取り付けます。
今回はエアロドライウィングを使っていますが、お好みで。
リブを巻きとめながらボディーになる部分まで下巻していきます。
ボディーを巻きます。ボディー材、リブはお好みで。
今回はボディーにスーパーファインダブ、リブに6/0スレッドを使いましたが、プラズマティックスレッドを使っても面白そうですね。
処理しておいたヘンサドルをほぐします。
ファイバーがパラパラになり、ドライフライのマテリアルに早変わり。
通常のハックルよりも柔らかいため、独特な水との絡み方をします。プレッシャーの高い状況でも効果的です。
ウィングの後端、ぎりぎりのところに巻きとめます。
パラパラっと2回転くらいハックリングしてボディーの下側の余分なファイバーをカットし、形を整えたら完成です。
ウィングとハックル部分をヘッドセメントで補強しておくと壊れにくくなるのでぜひ。
マッチハッチャーとしても、釣り上がり時のパイロットフライとしても重宝します。