2025年6月6日その他・お知らせ
富山サーフ釣行 キビナゴ餌のライバル出現か!
この記事は、仕入れたキビナゴ餌が全く売れず餌担当が困ったのを、苦肉の策で始めたのがきっかけです。
【キビナゴはずっと…本気を出してなかっただけなんだ】
本当は釣行前から、小説のセリフみたいなタイトルを決めていたのですが、今回は予想外の結末となり、急遽タイトル変更となりました。
もしキビナゴ餌に興味が出れば、爆釣エサの一つとして使ってみて下さい。
今回の舞台も富山サーフ♪
カサゴ釣りを堪能しながらも、キジハタが釣れているので一発大物の期待を抱きます。今回こそリベンジだー!
仕事終わりに釣り場へと向かい、夜中の1時頃にポイント到着。
スタッフ町田が5/0フックにワームをセットしキャスト!
いつもの定番、カサゴ君と出会えました。
スタッフ中村は、いつものフロート仕掛にキビナゴ餌をセットして釣り開始!
1匹目のカサゴ君を記念に1枚撮影。
キビナゴ餌はやはり釣れる♪
先日、このキビナゴ釣法にご興味を持たれたお客様がおられ釣行結果の写真を見せて頂いたのですが、沢山釣られておられて、とても喜ばしい気持ちになりました。
夜中1時半ほど食いが渋いのか、スタッフ町田がアタリはあるのになかなか乗らない。
この前はダートさせていたらキジハタ食いついたんだよな~♪
そんな事を言いながら、誘いをかけていたら掛かった!あっ 潜られた!
と、てんやわんや状態・・・
出ないかな~ 出ないかな~ あっ!出てきたー!
みたいな感じで、釣り上がったのは今回求めていた主役のキジハタが登場♪
夜中の3時頃、カサゴは安定して釣れているのだが、私も今回本命のキジハタが釣りたい!
そう~ 思いながら仕掛をズル引きしていると、海底に引っかかった。
いつも通り、軽く竿をシャクり根掛かりを外しにかかります。
この時に良くヒットするんだよな~っと思い出していたら、いきなりグンっと竿がひったくられる。すかさず合わせを入れる!ヒット!
いつものカサゴ君とは違い、魚から大きな抵抗を感じる。
慌てずやり取りして上がってきたのは、前回より求めていた念願のキジハタ!
いつものキビナゴ餌がいい仕事をしてくれました♪
改めてやっぱり根掛かったのを外す時に良くヒットするよな~と思いました。
ピカーン♪
前にキジハタ釣った時は、落ちパクや着ドンって言われる(海底に着底後に魚がすぐに掛かる状況)であったし、もしかしてこの状況を演出すれば釣れるのでは?と思い試そう。
その為、今はひらひら感を演出したいので、使い分けが出来ればと準備していたイカ切身に餌をチェンジ♪
まずは仕掛を張ってから、スローテンポで竿先を軽くシャクリあげの繰り返し。
なんと先ほど釣れた投入後すぐ、連チャンでヒットだ!
先ほどと同じく、魚からの抵抗感が強く感じる。
冷静に対処しながら釣り上げてみると2匹目となるキジハタとなった。
これって必釣パターンが出来たんじゃないっ♪
作戦名はキジハタ攻略だ!
成功する可能性は未知数で、更に不安要素も多い。
でも、ここまできたらやるしかないんだ!
なぜならこの作戦は、今の流れを前提に組み込まれているからだ♪
な~んて事を考えながらも気を良くした私は、先ほどと同じ上下アクションで攻めてみる。
ゴン!って言った方が伝わりやすいかな、強烈に竿を引っ手繰るアタリがあり合わせを入れる!グン!乗った!瞬間潜った!ピン!軽くなった・・・
3連チャンならずに無念の針ハズレ。
冷たい風が私の頬を撫でながらも通り過ぎて行く・・・
ここで朝4時頃となる。
気を取り直して、先程から良くアタリがあるポイントを上下アクションで丁寧に攻めてみる。
あれから数投後、グンッ!キター!すかさず合わせを入れる。のった!
先程とは違い、今は不思議なくらい心が落ち着いている。
静かに息を飲む。心の奥が静かに熱くなる。これからだ!
神経を張り巡らせながらも釣り上がったのは、3匹目となるキジハタだ。
ギリギリの攻防を乗り越えた解放感から思わず深呼吸をした。
やったー♪
だんだんと日が昇り始め、明るくなるにつれアタリが遠のいていく。
上下アクションをしていると、アタリがきた!
と、同時にブルブルとした感触が手元に伝わってきた。
何だろう?と釣りあげてみると、ここでアジが登場。
今回の釣果♪
キビナゴ餌だといつも通りカサゴ君達はよく釣れて、今回は念願のキジハタも釣れ満足する結果になりました。
ただ、今回のタイトルになった原因になるのですが、キビナゴ餌で1匹のキジハタに対し、ひらひら感の演出がしたくフグが少なかったのもあり使用した、イカ切身では2匹のキジハタと言う、キビナゴファンには申し訳ない結果となりました。
明るくなり、まだ触った事のない新たなキス釣りポイント探しを行います。
スタッフ町田がキス釣れたよーっと幸先は良かったのですが、今回も後が続かず・・・
いいアタリだ!と、キス仕掛で釣り上がってきたのは夜釣りの定番カサゴ君♪
今回もポイント開拓は厳しいなぁ~っといいながら、最後は納竿となりました。
釣行後の楽しみと言ったら、やっぱりこれっ♪
~キジハタの握り~
釣りたてのキジハタはクセも無く、ぷりっぷりとした触感で口の中を楽しませてくれる。
~カサゴの握り~
釣りたてのカサゴは、少ししっとりとした触感でほんのり僅かな甘みが感じられ、この甘味が食べ終わった後にも口の中に残り余韻を残す。
活〆直後、切身の厚さ、シンプルな寿司と、同じ条件で両方を食べ比べた結果、今回は僅かながらカサゴの握りに軍配があがりました。
ただ、寿司で食すにしても熟成時間、また塩焼き等の料理内容を変更すれば、また結果も大きく違ってくるでしょう。
今回の釣行は、宝くじが当たったとまでは言わないが、三毛猫のオスが生まれる確率くらいと言いたいほど、状況に恵まれた1日でした。
ルアーで狙ってもよし、私のようにキビナゴ餌で狙ってみてもよし、今がキジハタに巡り合えるチャンスだと思います。
ご興味が出れば、皆さんもキジハタ釣行を楽しんでみて下さい。