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つるがみねてん 鶴ヶ峰店

ショップニュース

2017年2月13日その他・お知らせ

「釣りフェッショナル」マルイカの流儀

 

 

冬の終わりが近づく早春。

 

 

船釣りファンを夢中にする好敵手のシーズンが始まる・・・・

 

 

「マルイカ」

 

手軽さと難しさを兼ね備えた人気釣り物だ。

 

 

その食味はイカ類の中で随一を誇る。

 

 

そんなマルイカの魅力にはまり込んだ男が

 

ここにも一人・・・

 

 

 

彼がマルイカ釣りをはじめたのは十数年前。

 

当時はブランコ釣法が全盛だった。

 

浅場で手軽に狙えるマルイカは人気高かったが

 

その人気を確固たるものにしたのは

 

「直ブラ」 「直結」釣法の出現。

 

誰もが数を狙える釣法の出現で競技志向も高まり

爆発的なブームを迎える。

 

 

 

「とにかくマルイカが面白くって通いました。多いときは週に2回ペースで(笑)

新しい釣法だったので新鮮で自分なりに試行錯誤しながら誘い方、アワセ方を勉強してましたね」

 

「そんな時に直ブラ直結用のオリジナルのマルイカスッテを作ってみたいと思ったんです」

 

 

 

こうして企画・製作スタートしたのが

 

 

菊地が製作に携わったマルイカスッテ「ぎょぎょ丸」である。

 

「当時は嬉しかったですね。自分が欲しい物を作れる!って。でもすぐ気付きました。責任の重さを」

 

この時からテスト釣行の日々がスタートする。

 

「お客様に提供する以上ハンパな物は作れません」

 

 

 

そして妥協なきテストを重ね形になったのが

初代「ぎょぎょ丸50」だ。

 

「今でも覚えているんです。ファーストサンプルを使用した最初のテスト釣行で乗った1杯目のマルイカの感触を」

 

「乗ってくれた!驚きと嬉しさと入り混じった変な感覚とともに

これはいける!と確信した瞬間でもありました」

 

 

 

 

このぎょぎょ丸は各地で好釣果を上げ

ぎょぎょ丸45、ぎょぎょ丸40と相次ぎリリースされることになる。

 

 

「釣法とともにマルイカスッテも進化しなければいけません」

 

 

 

そして菊地に新たなミッションが・・・。

 

 

 

「遂に来たかという感じです。やりたかったんです35サイズ」

 

「45、40はおかげさまでかなり支持していただけましたが

浅場の渋いマルイカを釣るために35サイズの必要性を強く感じていました」

 

「でも形にするのはなかなか難しいですね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

菊地は年に数回お客様を対象とした

「マルイカ釣り教室」を開催している。

 

 

 

 

「マルイカ釣りって初めての方にとってちょっと難しく感じますよね。

アタリの取り方とか誘い方とか。

店内で説明するんですけど半分くらい??ってことが多いんです。

それじゃ自分が一緒に船に乗ってお教えしようと思ったのがきっかけですね」

 

 

「やっぱり店内と船上では全然違います。

参加していただいたほとんどの方にマルイカ釣りのイロハは分かっていただけたと思います」

 

 

 

「初めての方が最初の1杯を手にされたとき、本当に嬉しいですね!

あぁ、船長さんっていつもこういう感覚なのかな?って思ってます(笑)」

 

今後もマルイカ釣り教室は開催される。

 

 

 

 

 

 

 

 菊地は新作ぎょぎょ丸35の製作に行き詰まっていた・・・。

 

 

 

 「一番難しいのはボディーバランスなんです」

 

「ただ小さくすれば良いというのではなくぎょぎょ丸独自の

アピール力と掛けやすさの両立を目指すバランスが重要。ここが難しい・・・」

 

 

そんな時、自らに課す流儀がある・・・。

 

 

「色々考えるんなら、実際にフィールドに出て自ら試す。とにかく試す」

 

「とにかくフィールドに出ることが一番」

 

 

「・・・・・そうすると海が教えてくれるんです」

 

 

 

 

2017年2月

テストを重ねて遂に完成した

ぎょぎょ丸35

 

 

 

35サイズと超小型ながらボリューム感と掛けやすさを両立した理想的なホルムに仕上がった。

 

「イメージ通りのボディになりました!」

 

「そして今回ぎょぎょ丸シリーズ初になりますが、カンナ0.5mm6本立に挑戦してます」

「特に浅場の小型マルイカを掛けるには6本立が有効です」

 

さらにカラーは全26色。

カラーバリエーションの豊富さもぎょぎょ丸シリーズの特徴だ。

 

「カラーについては苦労しました(笑)でもバランスの良いカラーバリエーションになったんじゃないでしょうか」

「晴れていたり、曇っていたり、澄んでいたり、濁っていたり、自然相手の遊びですから。その時々に対応する。そのためのカラーバリエーションです」

 

 

 

このぎょぎょ丸35発売で

ぎょぎょ丸シリーズは4サイズになった。

どんな状況でも使い分けできるのが頼もしい。

 

 

 

2月7日。

店頭に新製品「ぎょぎょ丸35」が並ぶ。

 

「誰でもぎょぎょ丸使っていただければマルイカに逢える。そんなコンセプトで製作しています。ぜひ使ってみて下さい」

 

 

 

 

「最高の遊び相手です」

 

「これからも探究心をもって挑んでいきたいと思います」

 

 

 

 

 

 

次回予告

 

トラウトハンター渡辺博が長野県ネイティブリバーで

野生化したモンスターブラウンを追う!!

 

 

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