「釣り人と共に」がモットー。釣り人あるところに「上州屋」あり。

茨城県、栃木県、千葉県店舗スタッフ12人が集まり「テンヤタチウオ」釣行研修を各メディアで大活躍のジャッカルソルトプロスタッフ吉岡進氏を講師に招いて開催。
テンヤタチウオ釣り初経験のスタッフも経験者もプロから直接教ったり一緒に釣りができる良い機会。
しかしここ最近の東京湾タチウオの釣況がイマイチで「テンヤ」より天秤仕掛が圧倒的に有利な展開。横浜沖や木更津沖などの水深20ｍの浅場では釣果があるようだが「テンヤ」ではバイトが激減してしまう様子。今回は研修会なので是が非でもテンヤ釣法でキャッチが目標。

湾奥の浦安吉野屋さんから出船。出船前に早速「アンチョビドラゴンテンヤ替鉤式」の特徴や使い分け、装餌方法等々レクチャーをしていただく。航程50分程の観音崎～走水沖の定番ポイントまで快晴、微風、ナギの海を走る。ポイント到着後はロッドワーク（誘い方）を教わりいよいよ各自、実釣開始。
いつもなら潮流が速く糸が斜めに流されることが普通なのだがこの日は幸いにも潮流れが緩んでいて比較的に釣り易い潮流。しかし船中静かな時間だけが過ぎて予想通りにタチウオからのバイトは遠い。船長もまめにポイントを変えて喰い気のあるタチウオを求めていく。
中盤になり移動を重ねた走水沖で念願のやる気のあるタチウオを捉えプチラッシュがかかり船中バイトが連発。次々に各参加者のロッドが絞り込まれていきにわかに活気付く！
そんな中、尋常じゃないロッドの曲がりでやり取りした参加者がなんと7ｋｇ近いヒラメをキャッチ！テンヤで思わぬゲスト登場で驚嘆の一幕も。
吉岡プロも船中を回り苦戦してるスタッフにアドバイスをしきりに送っていたり釣果を得たスタッフとは一緒に撮影に応じてる姿がとても印象的であった。しかしそれとは裏腹に地合いは短くその後はバイトが散発になりそのままタイムアウト。
この日のバイトはこの釣法特有の突き上げるものは皆無でコツンッやコッといったショートバイト主体で針に掛けるのは至難の技であった。

全体的に釣果は振るわなかったがこの釣りの魅力等々吉岡プロからレクチャーしていただき大変有意義な実釣研修会となり帰途についた。

今回お世話になりましたジャッカル吉岡プロ、営業小林様、特製「青イワシ」ご提供の釣房商店様、シマノ様ありがとうございました。

■ロッド：シマノ サーベルマスター エクスチューン82 MH180/RIGHT ■リール：ダイワ シーボーグ300 ■ライン：PE1.5号 ■仕掛け：ジャッカル アンチョビテンヤ替鉤式50号 ■エサ：冷凍イワシ、青色着色